■Aブロック 各地区からの大学が集まり、地域色豊かなブロックとなった。その中でも第1シードの座についた青山学院大学が最有力候補である。それに対抗するのが筑波大学、明治大学、浜松大学か。 前大会優勝の青山学院大学は、すでに関東トーナメント、関東リーグで優勝を成し遂げ、今年も優勝候補の筆頭と言える。その関東2大会でのMVPでありチームの大黒柱#8荒尾、司令塔#7渡邉、仕事人#5小林(高)ら上級生に加え、オールラウンダーの#23湊谷、スタメンに定着した#0橋本、非凡なシュートセンスを持つ#28辻など下級生も実力を蓄えてきている。2年連続優勝に死角はない。 今年、悲願の1部昇格を成し遂げた筑波大学。キャプテン#31梁川や高い身体能力を持つ#5中務、高さと巧さを併せ持つ#47富田、インサイドの暴君#32木村ら最上級生を中心に、非凡なパスセンスで筑波大学を引っ張る#13片峯、マルチな才能を見せる#45鹿野など戦力充分である。1部昇格の勢いそのままにインカレ優勝を狙う。 明治大学は、関東2部リーグで平均35得点を叩き出し、得点王に輝いた#14金丸(晃)がエースである。関東2部リーグアシスト王のメインガード#6伊與田、内外で奮闘する#3金丸(英)など、脇を支えるメンバーが活躍すれば上位進出も可能だ。 浜松大学は、高さと巧さを併せ持つセンター#7ママドゥのインサイドでの支配力は絶大。また、高速ガードの#1大石も経験を積み存在感を増してきた。東海リーグ全勝優勝の勢いそのままに、頂点を目指してくるだろう。
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