男子 大会展望

Aブロック
   各地区からの大学が集まり、地域色豊かなブロックとなった。その中でも第1シードの座についた青山学院大学が最有力候補である。それに対抗するのが筑波大学、明治大学、浜松大学か。
 前大会優勝の青山学院大学は、すでに関東トーナメント、関東リーグで優勝を成し遂げ、今年も優勝候補の筆頭と言える。その関東2大会でのMVPでありチームの大黒柱#8荒尾、司令塔#7渡邉、仕事人#5小林(高)ら上級生に加え、オールラウンダーの#23湊谷、スタメンに定着した#0橋本、非凡なシュートセンスを持つ#28辻など下級生も実力を蓄えてきている。2年連続優勝に死角はない。
 今年、悲願の1部昇格を成し遂げた筑波大学。キャプテン#31梁川や高い身体能力を持つ#5中務、高さと巧さを併せ持つ#47富田、インサイドの暴君#32木村ら最上級生を中心に、非凡なパスセンスで筑波大学を引っ張る#13片峯、マルチな才能を見せる#45鹿野など戦力充分である。1部昇格の勢いそのままにインカレ優勝を狙う。
 明治大学は、関東2部リーグで平均35得点を叩き出し、得点王に輝いた#14金丸(晃)がエースである。関東2部リーグアシスト王のメインガード#6伊與田、内外で奮闘する#3金丸(英)など、脇を支えるメンバーが活躍すれば上位進出も可能だ。
 浜松大学は、高さと巧さを併せ持つセンター#7ママドゥのインサイドでの支配力は絶大。また、高速ガードの#1大石も経験を積み存在感を増してきた。東海リーグ全勝優勝の勢いそのままに、頂点を目指してくるだろう。


Bブロック
  日本大学、法政大学の一騎打ちが濃厚だが、日本体育大学、国士舘大学も侮れない存在だ。
 日本大学はこれまで主力の怪我に泣いている。しかし、爆発力のあるスコアラー#10種市、高い身体能力を誇る点取り屋#12上江田に加えて、今や日本大学の看板ガードともなった#13篠山や高確率で3Pシュートを次々沈める#8一色らガード陣が経験を積み、戦力は確実に上昇している。インカレという最後の大舞台で主力が復帰し、若手の台頭が重なれば優勝も夢ではない。
 法政大学は関東トーナメント準優勝の実力者。長身を生かしたリバウンドが持ち味の#39梅津、3Pシューター#27福田、スコアリーダー#5神津ら上級生が健在。また今季は、アシストを伸ばしてきた#3鈴木、ルーキーながら関東リーグ3ポイント王を獲得した#11長谷川ら下級生が成長を遂げ、チームに勢いをつけている。一度乗ったら止められない個性派軍団の法政大学、インカレで大爆発の予感だ。
 歴史と伝統誇る日本体育大学だが、今年2部降格という憂き目にあった。しかし、#27眞庭、#15宮村(徹)ら下級生から主力として戦ってきたメンバーは脅威である。加えて、存在感を増してきた3Pシューターの#11冨江と#45佐藤、インサイドで猛威を振るう#24于、ルーキーながら日本体育大学のオフェンスを操る司令塔#23横江など若いメンバーがチームを牽引する。入れ替え戦の屈辱をインカレで晴らし、有終の美を飾れるか。
 関東2部リーグで幾度となく逆転劇を演じ、旋風を巻き起こした国士舘大学が不気味な存在。#5立花、#10吉満の勝負強さや#13馬のインサイドでの圧倒的なパワーはどのチームも手を焼くことだろう。今大会の台風の目となれるか。


Cブロック
  専修大学が順当に勝ち上がるか。それを中央大学、大東文化大学が阻止できるか。
 今期の専修大学は一味違う。クレバーさが光る#0堤、わかっていても止められないドライブが持ち味の#22鈴木、リバウンドマシーン#28能登、器用なプレイで魅せる#10飯田ら最上級生の実力はトップクラスである。また、スタメンに抜擢され、ガードとして安定感と勝負強さを増した#11藤井、恵まれた体格を生かしインサイドで大暴れする#20張など若いメンバーも心強い。勝負の年と言ってもいい今季、インカレで大輪の花を咲かすことができるか。
 昨年1部昇格を成し遂げた新進気鋭のチーム、中央大学。エース小野を怪我で欠くも、関東リーグで得点王を奪取した#7佐藤、力強いドライブでチームを支えてきたキャプテン#4中野ら最上級生コンビの活躍には目を見張るものがある。また、献身的なリバウンドでチームを支える#11砂原、インサイドでハッスルしたかと思えば3Pシュートも決める#13吉田らがインサイドをしっかり支えている。番狂わせを期待したい。
 今期成績を残せず苦しむ大東文化大学。強気なプレイが持ち味の#15遠藤、#5兵後、#13小原ら下級生中心の若いチームである。しかし、若さゆえの爆発力は並々ならぬものがある。#41山本、#9石原ら勝利の味を知る上級生メンバーと若手が噛み合えば上位進出も不可能ではない。


Dブロック
  東海大学と慶應義塾大学の進出が濃厚も、早稲田大学、天理大学とダークホースの存在も気になるところだ。
 関東リーグ準優勝の東海大学は優勝候補の一角である。主将であり司令塔でもある#33西村、スピードスター#32安部の2ガードは要注意。また、エースフォワードの#24古川や、しなやかな動きからリバウンドをもぎ取る#35中?、高い技術力とパワーを併せ持つ大型ルーキー#0満原らインサイド陣も心強い。2年ぶり3回目の優勝となるか。
 慶應義塾大学は、慶應義塾大学の魂である#4鈴木、不動のエース#9小林、オールラウンダー#11田上ら上級生がチームを支える。また、経験を積んできた得点力抜群のガード#16二ノ宮、内外できっちり仕事をこなす#13酒井、リバウンド、ブロックを量産する大黒柱の#7岩下ら下級生の勢いが凄まじい。3年前に逃したインカレ制覇を虎視眈々と狙う。
 今季の早稲田大学は、高確率の3Pシュートが魅力の#51相井、内外問わず点が取れる#00金井、ルーキーながら早稲田大学インサイドを支える#20久保田など下級生が活躍する若いチームである。コントロール力に長ける#1東、点取り屋の#21山田ら上級生の力を借り、下克上を狙う。
 天理大学は、何と言っても関西リーグで強烈な支配力を見せつけた#10サンバ。彼の出来が勝敗を分けるであろう。また、今年は#4野口、#15根来など昨年から主力として活躍しているメンバーに脂が乗り、上位進出する力は十分ある。関西旋風を巻き起こせるか。


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