関東2位の日本女子体育大と関西2位の武庫川女子大の3位決定戦。序盤はお互いにシュートがなかなか入らないこともあり接戦になった。しかし、第2ピリオド、武庫川女子大#4加藤のオールラウンドな活躍で武庫川女子大が大きくリードを奪う。日本女子体育大はインサイド陣のファウルがかさむ上にターンオーバーも目立ち、思うように得点を伸ばすことが出来ない。武庫川女子大が最後までペースを崩すことなく、71-54で勝利し3位入賞を果たした。
第1ピリオド、終始、お互いに一歩も譲らない緊迫したゲーム展開となる。中盤、武庫川女子大が連続得点でリードを奪うと、日本女子体育大にやや焦りが見え始める。両チームシュートの打ち合いになるが、リングに嫌われ得点が停滞する。残り40秒、日本女子体育大#8今が3Pシュートを決め11-11と同点とするも、武庫川女子大#7鈴木が入れ返す。13-11と武庫川女子大のリードで第1ピリオド終了。
第2ピリオド、開始3分は両チーム無得点の状態が続く。残り6分40秒、武庫川女子大が#4加藤のリバウンドシュート、#4加藤のスティールから#7鈴木が速攻で流れを掴み、一気にリードを広げる。対する日本女子体育大は#11飯野の1on1、#5田中の3Pシュートで応戦するも後が続かない。日本女子体育大は普段のプレイを発揮できず、32-17と武庫川女子大に大きくリードを許して前半終了。
第3ピリオド、日本女子体育大は激しいディフェンスで流れを奪おうとするが上手くいかず、逆に武庫川女子大が速いトランジションでオフェンスを展開し得点を重ねていく。日本女子体育大はチームの要である#4早野がファウルトラブルに見舞われ、自分達のリズムを掴むことが出来ない。それでも#15李のミドルシュートでなんとか喰らいつき、55-38と依然として武庫川女子大リードのまま最終ピリオドへ。
第4ピリオド、武庫川女子大は出だしから#15木下のパスを起点に#7鈴木が立て続けに速攻を決めていく。日本女子体育大はたまらずタイムアウトを取るが、修正できずオフェンスが単発になってしまい苦しい時間帯が続く。日本女子体育大#4早野が攻守に渡り気持ちのこもったプレイでチームを鼓舞するが、残り20秒にファウルアウトしてしまい万事休す。武庫川女子大は最後まで攻め続け、71-54で武庫川女子大が快勝した。
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