ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第二体育館
試合区分: No.229 女子 準決勝
開催期日: 2008(H20)年12月04日(木) 主審: 清水 幹治
開始時間: 13:00 副審: 久米 克弥


拓殖大

( 関東3位 )

73

 
17 -1st- 16
19 -2nd- 5
18 -3rd- 18
19 -4th- 15
 

54


武庫川女子大

( 関西2位 )

拓殖大と武庫川女子大の準決勝。第1ピリオドは両者得点を取り合い拮抗する。ところが第2ピリオドに拓殖大が激しいディフェンスから流れを掴み、一気に主導権を握る。武庫川女子大は3Pシュートで応戦するが、決定力に欠け、2桁点差を縮められない。拓殖大がディフェンスから流れを掴み、73-54で勝利。初の決勝戦に駒を進めた。
 
   第1ピリオド、拓殖大が#4小川、#14奥里の3Pシュートで序盤をリードする。ところが武庫川女子大も#15木下のドライブからの得点で応戦し拮抗する。17-16と拓殖大が1点リードし第2ピリオドへ。
 
   第2ピリオド、拓殖大がディフェンスから流れを掴み、均衡状態を破る。武庫川女子大は、拓殖大の激しいディフェンスを攻めあぐね、4分間無得点の状態が続く。その間に拓殖大は#9齊藤の3Pシュートなどで加点する。36-21と拓殖大が15点リードを奪って後半へ。
 
   第3ピリオド、序盤、拓殖大はシュートまで持っていくものの、決めきれない。しかし、依然として好ディフェンスを続け、10点のリードを保つ。中盤以降、武庫川女子大が#15木下の3Pシュートなどで詰め寄るが、拓殖大はミドルシュートを高確率で決め、付け入る隙を与えない。54-39の15点差で第4ピリオドへ。
 
   第4ピリオド、15点差を背負う武庫川女子大は、オールコート・ディフェンスを仕掛ける。ところが拓殖大は#5安河内らがスピードでかわし、#14奥里らが加点し差は開く一方。さらに拓殖大は激しいディフェンスからインターセプトすると、速攻で得点を挙げ2桁リードを維持する。終盤、武庫川女子大は3Pシュートで逆転に望みをかけるが、決めることが出来ない。そのまま拓殖大が優位に試合を運び、73-54で勝利した。

中野 嗣久 (全日本大学バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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