ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第二体育館
試合区分: No.228 女子 準々決勝
開催期日: 2008(H20)年12月03日(水) 主審: 安富 朗
開始時間: 15:20 副審: 吉橋 雅一


大阪体育大

( 関西1位 )

73

 
13 -1st- 26
19 -2nd- 11
25 -3rd- 16
16 -4th- 13
 

66


山形大

( 東北1位 )

関西1位の大阪体育大と、東北1位の山形大の対戦。序盤から山形大は大量に得点し、リードを得る。対する大阪体育大は、思うように得点を伸ばすことができず、攻めあぐねる。しかし中盤、大阪体育大は徐々にシュートが決まりだし、山形大に猛追すると逆転に成功する。終盤、山形大も果敢に攻め得点を重ねていくが、大阪体育大が見事逃げ切り、73-66と勝利。準決勝に駒を進めた。
 
   第1ピリオド、開始早々、山形大は#6佐藤のポストプレイからの得点を皮切りに、#5北野、#10糸井、アウトサイド陣の高確率のシュートが決まり、一気に点差を広げる。対する大阪体育大は、序盤からイージーシュートを外してしまい、得点が停滞している時間が長くなる。しかし徐々に、本来の持ち味であるシュートがリングに吸い込まれ、得点を増やすが追いつけず。13−26と、山形大リードで第2ピリオドへ。
 
   第2ピリオド、大阪体育大は本来のシュート力を見せ始めると、#6島田が連続でフックシュートを決め、更に#7鈴木が果敢にインサイドで攻撃、バスケットカウントを奪い、少しづつ点差を詰める。対する山形大は、序盤は#5北野がミドルシュートを決めると、続けざまに3Pシュートも決め、得点を伸ばす。終盤、大阪体育大は調子を取り戻した#5渡部が連続で3Pシュートを決め、32−37。大阪体育大が5点差に詰め、前半を折り返す。
 
   第3ピリオド、大阪体育大は#10竹本の3Pシュートで逆転に成功すると、#9藤井のインサイドや#5渡部の3Pシュートで得点し、リードを広げる。対する山形大は、大阪体育大の激しいディフェンスを前に、得点を決めらない時間が続く。しかし終了間際、山形大は#4坪谷の連続レイアップシュートで得点すると、53−57と、今度は山形大が大阪体育大を追う形で第4ピリオドへ。
 
   第4ピリオド、山形大#4坪谷が開始早々、連続でドライブから得点し、57-57と同点にする。しかし大阪体育大は、#5渡部が追撃を許さない3Pシュートを連続で沈め、再びリードを広げる。終盤まで一進一退の攻防をみせるが、大阪体育大は勝負強さを見せつけるかの如く、最後は#8田上が連続で3Pシュートを沈め、勝利を完全に決める。73-66と大阪体育大が勝利し、見事ベスト4に勝ち残った。

古川 勲典 (全日本大学バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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