ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第二体育館
試合区分: No.227 女子 準々決勝
開催期日: 2008(H20)年12月03日(水) 主審: 星川 良一
開始時間: 13:40 副審: 白川 一樹


武庫川女子大

( 関西2位 )

70

 
14 -1st- 11
16 -2nd- 16
27 -3rd- 16
13 -4th- 23
 

66


鹿屋体育大

( 九州1位 )

鹿屋体育大と武庫川女子大のベスト4進出をかけた一戦。鹿屋体育大は立ち上がりからシュートがリングに嫌われ、暗雲が立ちこめる。対する武庫川女子大は、テンポ良くオフェンスを展開し、リードを奪う。中盤になり、鹿屋体育大はイージーシュートが決まらず、追い上げのチャンスを潰してしまう。終盤、やっとシュートが入り始めた鹿屋体育大だったが、一歩及ばずタイムアップ。武庫川女子大が冷静なゲーム運びで70−66で、ベスト4進出を決めた。
 
   第1ピリオド、武庫川女子大が#15木下のドライブで先制点を挙げると、#4加藤、#16松澤がインサイドで加点し、リードを奪う。対する鹿屋体育大は、序盤からシュートがことごとくリングに嫌われ、苦しいゲーム展開となる。その後も武庫川女子大は#12根田、#15木下の3Pシュートで加点し、14-11でリードして第1ピリオド終了。
 
   第2ピリオド、開始早々に鹿屋体育大#4出岐が3Pシュートですぐさま同点にする。流れを引き寄せるかに思えたが、その後はイージーシュートミスを連発してしまう。対する武庫川女子大は#4加藤のポストプレイ、#7鈴木のドライブや3Pシュートで加点していく。鹿屋体育大は#4出岐の3Pシュートが決まり始めるが、単発となってしまう。30-27で武庫川女子大がリードを保ち、前半を折り返す。
 
   第3ピリオド、鹿屋体育大は前半と変わらず、イージーシュートを決めることができない。対する武庫川女子大は#4加藤のシュートで先制すると、インサイドアウトから#12根田が3Pシュートを沈めるなど、テンポの良いオフェンスで点差を広げる。終盤になり、鹿屋体育大#18玉城がインサイドで活躍を見せ、必死に追いかける。一方、武庫川女子大は#12根田が要所要所で3Pシュートを沈め、鹿屋体育大を寄せ付けない。57−43で武庫川女子大がリードを広げて、最終ピリオドを迎える。
 
   第4ピリオド、立ち上がりから点の取り合いとなり、ゲーム展開が一変する。鹿屋体育大は#12近藤が3Pシュートを沈めると、#4出岐が3Pシュートとバスケットカウントで後に続き、連続得点に成功する。対する武庫川女子大も#4加藤、#5富岡がインサイドで奮闘し、一歩も譲らない。終盤になって鹿屋体育大は#18玉城のリバウンドからの得点、#7小池の3Pシュートで加点し、残り42秒で#10池上の3Pシュートで4点差まで追い上げるものの、一歩及ばず。70−66で、武庫川女子大が準決勝に駒を進めた。

久田 雅規 (全日本大学バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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