ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第二体育館
試合区分: No.226 女子 準々決勝
開催期日: 2008(H20)年12月03日(水) 主審: 栗山 春美
開始時間: 12:00 副審: 緒方 崇


拓殖大

( 関東3位 )

80

 
15 -1st- 14
24 -2nd- 12
16 -3rd- 19
25 -4th- 22
 

67


筑波大

( 関東1位 )

筑波大と拓殖大のベスト4をかけた注目の一戦。序盤、思うようにシュートが入らず我慢の時間帯が続く筑波大。対する拓殖大は#6森を中心に得点を重ねていき、第2ピリオドでリードを広げる。終盤、ようやくディフェンスからリズムを作り上げた筑波大だが、お互いに点の取り合いとなる。最後まで激しいディフェンスで向かっていくが、前半についた点差が響き、追撃及ばず。80−67で拓殖大が勝利し、準決勝へと駒を進めた。
 
   第1ピリオド、筑波大はオフェンスリバウンドで粘りを見せるが、なかなかシュートが決まらない。一方の拓殖大は高い確率でシュートを決めていき、良い立ち上がりを見せる。苦しいながらも拓殖大に食らい付いていく筑波大は、終盤フリースローを得てなんとか接戦に持ち込む。15−14、拓殖大のリードで終了。
 
   第2ピリオド、出だし拓殖大は#6森を中心に得点を重ねていき、勢いに乗る。筑波大はパスミスが目立ち、嫌な空気が漂うが、途中出場の#13中川が良いところでシュートを決めていく。拓殖大は流れを掴みきれないものの、終盤4連続得点を挙げ、39−26と拓殖大が点差を広げて前半終了。
 
   第3ピリオド、拓殖大に追いつきたい筑波大は外角のシュートも徐々に入り始めるが、拓殖大にすぐさま入れ返される。終盤までお互いに激しい点の取り合いが続く。残り2分、筑波大はディフェンスの当たりを強め、相手のミスを誘い出す。スティールからの速攻を2本決め、さらに果敢に攻めこんだ#4有明がフリースローを決めると、ついに10点差とする。55−45、拓殖大リードで最終ピリオドへ。
 
   第4ピリオド、拓殖大#6森がゴール下で奮起し、#17佐藤の得点で再びリードを広げていく。これ以上点差を広げることは出来ない筑波大は、リバウンドで粘りを見せる。さらに、#13中川の活躍でチームを盛り上げる。しかし、筑波大#4有明がファウルアウトしてしまう。終盤、ファウルがかさんだ筑波大は相手にフリースローの権利を与えてしまい、拓殖大はフリースローで加点していく。80−67で拓殖大が勝利した。

江尻 志乃 (全日本大学バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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