関東3位の拓殖大と関西3位の大阪人間科学大の対戦。序盤から#4小川が3Pシュートを高確率で沈め拓殖大が先制する。拓殖大は、終始オールコートで激しいディフェンスを仕掛けボールを奪い得点へとつなげていく。対する大阪人間科学大は#5佐藤に攻撃が偏り、なかなか得点を伸ばすことができない。結局、最後まで脚を使って積極的に攻め続けた拓殖大が85-64と大差で勝利し、ベスト8進出を決めた。
第1ピリオド、出だしはお互い動きが堅く、膠着状態が続く。すると、#4小川の3Pや#17佐藤の速攻などで拓殖大がリードを奪う。対する大阪人間科学大は、#5佐藤、#6梅澤のインサイドで対抗し、譲らない。終盤、再び#4小川が3Pシュートを連続で沈め、24-12と拓殖大がリードし第1ピリオドを終える。
第2ピリオド、流れを変えるため大阪人間科学大は3-2ゾーンディフェンスを仕掛けるが、それを拓殖大#6森、#16池内らインサイド陣に得点を許してしまう。さらに拓殖大は、オールコートで激しいディフェンスからボールを奪うと速攻を次々決め、42-25と点差を開いて前半を終える。
第3ピリオド、大阪人間科学大は、#5佐藤にボールを集めるとその#5佐藤がその期待に応え、ゴール下で力強さを発揮し、点差を縮め始めていく。しかし、拓殖大はアウトサイドシュートこそ精彩を欠くものの、#4小川、#9齋藤らガード陣がゴール下に果敢に飛び込みゴールにねじ込み、56-44と2桁得点差を守って最終ピリオドへ。
第4ピリオド、リードする拓殖大が仕掛ける。激しいディフェンスから大阪人間科学大のミスを誘い、そこからの速攻で大阪人間科学大を窮地に追い込んでいく。点差が開いてしまった大阪人間科学大は、3Pシュートに望みを託すも、これがリングに嫌われ点差は開くばかり。拓殖大は最後まで手を緩めることなく速攻からの得点を続け、結局85-64で快勝した。
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