ゲームレポート
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開催場所: 横浜文化体育館 Aコート
試合区分: No.219 女子 2回戦
開催期日: 2008(H20)年12月02日(火) 主審: 田中 光夫
開始時間: 13:40 副審: 飯塚 勝


拓殖大

( 関東3位 )

85

 
24 -1st- 12
18 -2nd- 13
14 -3rd- 19
29 -4th- 20
 

64


大阪人間科学大

( 関西3位 )

関東3位の拓殖大と関西3位の大阪人間科学大の対戦。序盤から#4小川が3Pシュートを高確率で沈め拓殖大が先制する。拓殖大は、終始オールコートで激しいディフェンスを仕掛けボールを奪い得点へとつなげていく。対する大阪人間科学大は#5佐藤に攻撃が偏り、なかなか得点を伸ばすことができない。結局、最後まで脚を使って積極的に攻め続けた拓殖大が85-64と大差で勝利し、ベスト8進出を決めた。
 
  第1ピリオド、出だしはお互い動きが堅く、膠着状態が続く。すると、#4小川の3Pや#17佐藤の速攻などで拓殖大がリードを奪う。対する大阪人間科学大は、#5佐藤、#6梅澤のインサイドで対抗し、譲らない。終盤、再び#4小川が3Pシュートを連続で沈め、24-12と拓殖大がリードし第1ピリオドを終える。
 
  第2ピリオド、流れを変えるため大阪人間科学大は3-2ゾーンディフェンスを仕掛けるが、それを拓殖大#6森、#16池内らインサイド陣に得点を許してしまう。さらに拓殖大は、オールコートで激しいディフェンスからボールを奪うと速攻を次々決め、42-25と点差を開いて前半を終える。
 
  第3ピリオド、大阪人間科学大は、#5佐藤にボールを集めるとその#5佐藤がその期待に応え、ゴール下で力強さを発揮し、点差を縮め始めていく。しかし、拓殖大はアウトサイドシュートこそ精彩を欠くものの、#4小川、#9齋藤らガード陣がゴール下に果敢に飛び込みゴールにねじ込み、56-44と2桁得点差を守って最終ピリオドへ。
 
  第4ピリオド、リードする拓殖大が仕掛ける。激しいディフェンスから大阪人間科学大のミスを誘い、そこからの速攻で大阪人間科学大を窮地に追い込んでいく。点差が開いてしまった大阪人間科学大は、3Pシュートに望みを託すも、これがリングに嫌われ点差は開くばかり。拓殖大は最後まで手を緩めることなく速攻からの得点を続け、結局85-64で快勝した。

川村 裕太郎 (全日本大学バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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