ゲームレポート
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開催場所: 横浜文化体育館 Aコート
試合区分: No.217 女子 2回戦
開催期日: 2008(H20)年12月02日(火) 主審: 向井 和宏
開始時間: 12:00 副審: 小島 慶子


山形大

( 東北1位 )

78

 
23 -1st- 15
14 -2nd- 17
23 -3rd- 7
18 -4th- 15
 

54


仙台大

( 東北2位 )

東北勢同士の対戦となった2回戦、山形大と仙台大の試合は、身長差で優る山形大が仙台大のインサイドを攻め立て、ゲームを優位に進める。一方の仙台大も#9菅野のインサイドや、#3日下のドライブなどで得点し、山形大に食らいつく。だが第3ピリオドに入ると、山形大は#5北野、#6佐藤が次々と得点し、リードを奪う。仙台大は#3日下や#12徳原が奮起するも逆転は叶わず。78-54で、山形大が3年連続ベスト8進出を決めた。
 
   第1ピリオド、山形大は#10糸井のシュートタッチが良く、3Pシュートを開始早々に沈め、波に乗る。さらに、#6佐藤と#10糸井を中心にインサイドを攻め立て、得点を量産していく。対する仙台大は、山形大のプレッシャーディフェンスの前にターンオーバーをしてしまい、リズム良く攻めることができない。また、#9菅野がインサイドで奮起するも、思うように得点が伸びていかず苦しい展開となる。23-15と山形大がリードし、第1ピリオドを終了。
 
   第2ピリオド、山形大は#15阿部や#10糸井が外角でシュートを放つもなかなか決めることが出来ない。その間に仙台大#9菅野が鋭いドライブからバスケットカウントをもぎ取ると、そのまま流れに乗り、徐々に点差を詰めていく。そして残り4分、仙台大#20徳原がジャンプシュートを沈め、25-25の同点とする。これを機に、山形大はオールコートプレスに、仙台大はゾーンディフェンスに切り替え、両チームとも勝負に出る。ここで山形大は#10糸井、#6佐藤を中心に得点していき、再びリードを奪う。37-32と山形大が僅か5点リードで前半を折り返す。
 
   第3ピリオド、山形大は出だし#5北野が連続でジャンプシュートを沈め、一気に流れを掴む。#10糸井の3Pシュート、#6佐藤のインサイドプレイなどで次々と得点していき、仙台大を突き放す。対する仙台大は、山形大の激しいディフェンスを前に、苦しい体勢でのシュートを放ってしまい、得点が止まってしまう。仙台大#9菅野が一人奮起するも、60-39と山形大21点リードで第4ピリオドへ。
 
   第4ピリオド、山形大は第3ピリオド同様、#6佐藤、#16佐久間がインサイドで得点していき、試合の流れを仙台大に渡さない。仙台大はこれまでオフェンスを牽引してきた#9菅野が負傷退場してしまい、攻め手を欠くこととなる。#5日下のジャンプシュートや、#12大橋のバスケットカウントなど意地を見せるも、追い上げることはできず、試合終了。78-54、山形大が準々決勝へ駒を進めた。

赤川 恭平 (全日本大学バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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