ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第二体育館
試合区分: No.136 男子 決勝戦
開催期日: 2008(H20)年12月07日(日) 主審: 野口 浩正
開始時間: 16:00 副審: 平原 勇次


慶應義塾大

( 関東7位 )

104

 
21 -1st- 21
30 -2nd- 20
24 -3rd- 19
29 -4th- 13
 

73


国士舘大

( 関東11位 )

関東2部リーグ初戦で延長におよぶ激戦を繰り広げた慶應義塾大と国士舘大の決勝戦。序盤は国士舘大#13馬が3Pシュートを連続で沈め、国士舘大の真骨頂を見せ付ける。慶應義塾大はディフェンスが機能せず苦しむも、1on1を中心としたオフェンスで喰らいつく。中盤に慶應義塾大ディフェンスの足が動き出すと、国士舘大の得点が止まる。さらに、#9小林が6連続得点でチームを引っ張り10点リードする。終盤、国士舘大も#5立花、#13馬のオフェンスで流れを掴みかけるが、慶應義塾大を崩すことはできない。慶應義塾大が2Pシュート成功率が66%という高確率なオフェンスで20点以上のリードを掴む。国士舘大も3Pシュートで追い上げを狙うが、シュートは決まらない。104-73と31点差をつけて慶應義塾大が勝利。見事4年振り7回目の優勝を飾った。
 
  第1ピリオド、国士舘大#13馬が2本連続で3Pシュートを沈めリードを奪うも、慶應義塾大#9小林、#11田上が得点し、すぐに同点となる。中盤に国士館大は#4寺嶋がオフェンスリバウンドで奮起しリードを得るが、慶應義塾大オフェンスの1on1を止めれず、逆転されてしまう。これで流れが傾いたかと思いきや、国士舘大#13馬が再び2本連続で3Pシュートを沈め21-21の同点で第1ピリオド終了。
 
  第2ピリオド、#10吉満のロング3Pシュートで得点した国士舘大に対し、慶應義塾大は#11田上が果敢に攻め込みチームにリードをもたらす。さらに#16二ノ宮がプレッシャーをかけターンオーバーを誘うと、その二ノ宮のパスを受け#9小林が速い展開から連続得点に成功。#7岩下もバスケットカウントにブロックショットと勢いを加速させる。国士舘大も#4寺嶋、#13馬の1on1から得点するもディフェンスが冴えない。終盤、慶應義塾大#9小林が怒涛の6連続得点。しかし、国士舘大も負けじと#10吉満のブザービーターで51-41と慶應義塾大10点リードで前半終了。
 
  第3ピリオド、国士舘大は#5立花と#13馬の3Pシュートで得点し、さらに#13馬のオフェンスリバウンドで3点差に詰め寄る。慶應義塾大も#11田上のミドルシュートで反撃を見せるも、国士舘#5立花がファウルを受けながらディフェンス3人の上からシュートを沈め、チームを勢いづける。しかし、それでも慶應義塾大は冷静に国士舘大ディフェンスの穴を突き、確実に得点を重ね4連続得点。ディフェンスでもタイトに守り、国士舘大の思惑通りのプレイをさせない。着実に加点し続けた慶應義塾大が75-60とリードして最終ピリオドへ。
 
  第4ピリオド、15点ビハインドと苦しい立場の国士舘大は3Pシュートで逆転を試みるも、慶應義塾大のタイトなディフェンスによってシュートが入らない。一方の慶應義塾大は時間を使いながら、#9小林を中心に着実に得点していく。さらに、#7岩下が豪快なダンクシュートを決め一気に流れに乗る。その後も安定したゲームをコントロールを続けた慶應義塾大が104-73で勝利。悲願の4年振りの優勝を果たした。
 
 

岸 俊介 (全日本大学バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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