ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第二体育館
試合区分: No.132 男子 準決勝
開催期日: 2008(H20)年12月05日(金) 主審: 高橋 伸次
開始時間: 18:00 副審: 有澤 重行


国士舘大

( 関東11位 )

92

 
19 -1st- 23
32 -2nd- 11
22 -3rd- 25
19 -4th- 21
 

80


青山学院大

( 関東1位 )

青山学院大と国士舘大の準決勝。国士舘大は#5立花の強気なゲームメイク、#10吉満のロング3Pシュート、#13馬のパワフルなインサイドプレイで関東王者の青山学院大からリードを奪う。青山学院大は国士舘大のアグレッシブなディフェンスを前にアウトサイドシュートで対抗するも、確率が悪く点差は縮まらない。終盤、青山学院大は#28辻の3Pシュートで4点差まで追い上げるが、国士舘大の勢いは衰えを知らない。そのまま国士舘大が逃げ切り、92-80で勝利を収めた。
   
   第1ピリオド、青山学院大は立ち上がりから落ち着いて#5小林、#23湊谷らが得点を重ねる。対する国士舘大は#5立花が鋭いドライブからアシストを量産するものの、残り5分で10-9と青山学院大リード。中盤、青山学院大が速攻を立て続けに成功させ波に乗る。しかし、すぐさま国士舘大#4寺嶋が3Pシュートを沈め青山学院大の流れを断ち切る。第1ピリオド終了間際、国士舘大がスティールから速攻を決め、23-19と青山学院大リードながらも流れは国士舘大で第1ピリオドを終える。
 
   第2ピリオド、開始早々、国士舘大が#13馬のドライブ、#6吉本の3Pシュートで逆転に成功する。さらには、国士舘大#13馬、#10吉満の3Pシュートが続けざまに決まり、完全に流れを掴む。中盤、青山学院大は#0橋本の3Pシュートが決まるも単発に終わり、国士舘大の勢いは止まらない。中でも、#5立花のダブルクラッチシュートは圧巻。終盤には国士舘大#10吉満の3Pシュートが大爆発。51-34、国士舘大が17点リードで前半終了。
 
   第3ピリオド、序盤、青山学院大が#23湊谷のバスケットカウントで追い上げを図る一方で、国士舘大の3Pシュートは次々とリングに吸い込まれる。しかし、中盤から青山学院大がオールコートプレスを仕掛け、国士舘大は3連続でターンオーバーを犯してしまい暗雲が立ちこめる。これを打開したのは国士舘大#4寺嶋の3Pシュート。73-59と国士舘大がリードを保ち最終ピリオドへ。
 
   第4ピリオド、青山学院大が#7渡邉、#28辻の3Pシュートがなかなか決まらないのに対し、国士舘大は#13馬がインサイドを支配し着実に得点していく。しかし残り4分、青山学院大は#28辻の3Pシュートが立て続けに決まり77-81と4点差まで詰め寄る。追い上げられる厳しい展開の中、国士舘大#5立花が厳しいディフェンスをかいくぐり、絶妙なアシストを量産する。残り1分10秒、追い込まれた青山学院大は#8荒尾に変え#23湊谷を投入し、3Pシュートに望みを託しファウルゲームへ。しかし、国士舘大#5立花が落ち着いてフリースローを沈め、92-80で国士舘大が勝利し、決勝戦へと駒を進めた。

永山 悠 (全日本大学バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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