ゲームレポート
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開催場所: 横浜文化体育館
試合区分: No.126 男子 準々決勝
開催期日: 2008(H20)年12月04日(木) 主審: 梅本 哲三
開始時間: 16:20 副審: 渡邊 整


国士舘大

( 関東11位 )

79

 
16 -1st- 19
20 -2nd- 20
22 -3rd- 22
21 -4th- 14
 

75


日本大

( 関東4位 )

関東3位の日本大と関東11位の国士舘大の対戦。前半は互角の戦いを繰り広げる両者。流れが変わったのは第3ピリオド。日本大#10種市が負傷し、途中退場。すると国士舘大は、このチャンスに#10吉満の3連続3Pシュートで勢いに乗り、試合は終盤へ。同点で迎えた残り20秒、国士舘大#13馬のターンシュートで77-75。日本大は最後のオフェンスでネットを揺らすことが出来ず、結局79-75で国士舘大が番狂わせを起こし、創部初のベスト4進出を決めた。
 
  第1ピリオド、序盤、国士舘大はミスが先行し、リズムに乗れない。対する日本大は内外問わずバランスよく得点し、#12上江田の3Pシュートで3:49に16-5と早くも二桁得点差をつける。しかし国士舘大が#5立花を下げ#10吉満を投入すると流れが変わる。#13馬、#10吉満と連続して3Pシュートを沈め、19-16と国士舘大が追い上げ第1ピリオド終了。
 
  第2ピリオド、開始直後から#10吉満、#5立花が連続で3Pシュートを沈め、25-24と1点差に迫る。勢いに乗る国士舘大は、#10馬のインサイドで逆転し、さらに#10吉満の3Pシュートで4:44に34-27と7点差を奪う。しかし、#13篠山が流れを断ち切る3Pシュートを決めると流れが徐々に日本大に傾き、そして#10種市の3Pシュートで逆転。39-36と日本大3点リードで前半を終える。
 
  第3ピリオド、日本大#5中村がインサイドで奮起し、3:57にバスケットカウントを沈めて52-45と点差を広げる。しかし終盤日本大#10種市がバスケットカウントの3Pシュートと引き換えに負傷し、日本大は点取り屋を失ってしまう。国士舘大はこのチャンスを逃すことなく、#5立花のアシストから#10吉満の3Pシュートを3連続で沈め、61-58と国士舘大が点差を縮めて最終ピリオドへ。
 
  第4ピリオド、日本大が#12上江田の外角シュートで徐々に点差を開いていく。国士舘大も#6吉本や#13馬のシュートで苦しい時間帯を耐え忍ぶ。すると4:45、#4寺嶋が中に切れ込みシュートを決め、71-66と日本大を射程圏内に捕らえる。さらに、国士舘大は#13馬のゴール下でついに73-73の同点に追いつき、そして迎えた0:52、#5立花が鮮烈なドライブを決め、ついに75-73と国士舘大が逆転する。しかし直後の攻撃で日本大#13篠山も切れ味鋭いドライブで75-75の同点に押し戻す。0:20、国士舘大#13馬がターンシュートを沈め、77-75と国士舘がリード。迎えた最後の1プレイ、日本大は#13篠山に最後のシュートを託すも国士舘大のディフェンスに阻まれ届かず。結局、78-75と国士舘大が熱戦を制し、創部初のベスト4進出を決めた。

川村 裕太郎 (全日本大学バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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