ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第二体育館
試合区分: No.124 男子 2回戦
開催期日: 2008(H20)年12月03日(水) 主審: 関口 知之
開始時間: 18:40 副審: 柳屋 伸明


国士舘大

( 関東11位 )

87

 
27 -1st- 20
26 -2nd- 21
4 -3rd- 22
30 -4th- 16
 

79


法政大

( 関東5位 )

関東1部リーグ5位法政大と関東2部リーグ3位の国士舘大の試合。序盤、国士舘大は3Pシュートを高確率で決めリードを得る。国士館大は勢いそのまま内外次々と得点しリードを広げる。対する法政大は、中盤に#5神津と#27福田の得点で国士舘大の流れを切ると、あっという間に逆転に成功し、法政大の優勢で試合は進む。終盤、国士舘大は#5立花がドライブから得点し流れを奪取する。国士舘大は勢いそのままに逆転、さらにリードを奪う。法政大は最後の猛攻も一歩及ばない。国士舘大は87-79と勝利を収め、関東リーグ1部へ下克上を果たし、8強へ駒を進めた。
 
   第1ピリオド、国士舘大は開始早々に#6吉本と#17三村が3Pシュートを立て続けに沈め11-4とリードを得る。対する法政大は#5神津や#39梅津のインサイドでの得点で国士舘大を追う。しかし、国士舘大は#5立花の鋭いドライブから次々と得点し16-27とさらにリードを広げる。法政大は終了間際に#11長谷川が3Pシュートを沈め、20-27と一桁のビハインドに戻し第2ピリオドへ。
 
   第2ピリオド、国士舘大は#13馬が力強いポストプレイで得点を挙げると、#5立花の連続得点でリードを更に広げる。中盤、法政大は#5神津のドライブからの得点や#27福田の3Pシュートで追い上げを見せる。しかし、国士舘大は#10吉満や#16冨塚の高確率のシュートでこれを払いのけ、53-41とリードを広げ前半終了。
 
   第3ピリオド、法政大は#27福田の3Pシュートや#5神津の速攻から得点を挙げると流れを掴む。国士舘大は今まで高確率で決めていた外角のシュートが全く決まらずリードが見る見るうちになくなっていく。逆に法政大は#3鈴木、#64佐々木がテンポ良く3Pシュートを沈め1点差とする。さらに法政大は#91落合がインサイドで#39梅津のアシストパスから得点し逆転に成功する。法政大は止まらぬ勢いで#11長谷川と#91落合が加点し、63-57とリードを奪取して最終ピリオドへ。
 
   第4ピリオド、国士舘大は#5立花の3Pシュートと鋭いドライブで連続得点を挙げると完全に息を吹き返す。法政大は国士舘大#5立花のドライブに全く対応できない。その失点からリズムを崩した法政大はミスが多発。国士舘大#5立花がドライブから逆転のシュートを決める。国士舘大は残り1分半に#13馬が2連続で3Pシュートを沈め78-71と一気にリードを奪う。法政大はファウルゲームから#27福田が2連続3Pシュートを沈め怒涛の追い上げを見せる。しかし、国士舘大はフリースローを確率よく決め反撃を振り払い、87-79で逆転に次ぐ逆転で国士舘大が勝利した。

木村 隼人 (全日本大学バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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