ゲームレポート
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開催場所: 横浜文化体育館
試合区分: No.119 男子 2回戦
開催期日: 2008(H20)年12月03日(水) 主審: 久米 克弥
開始時間: 13:00 副審: 長尾 繁徳


明治大

( 関東12位 )

96

 
32 -1st- 17
17 -2nd- 9
22 -3rd- 27
25 -4th- 38
 

91


筑波大

( 関東8位 )

ベスト8と賭けた筑波大と明治大の対戦。今年関東地区での対戦を含め5回目の対決となった。序盤、#5山下が絶妙な駆け引きで、前半終了時点で49-26と20点差以上を奪う。後半に入り筑波大は#31梁川、#5中務、#34田渡らが脅威の高確率で3Pシュートを決め、接戦に持ち込む。しかし、要所で明治大#21川崎が3Pシュートを決めたのに対し、筑波大はターンオーバーを犯してしまう。結局、96-91と明治大が借りを返しベスト8進出を決めた。
 
  第1ピリオド、明治大は司令塔#5山下の変幻自在のパスから#3金丸(英)、#21川崎らが次々と3Pシュートを沈め、序盤から一気に点差を開く。筑波大は明治大の徹底した2-3ゾーンを打開できず、外から無理矢理シュートを打たざるを得ない。明治大は#5山下を起点に攻撃を展開。#14金丸(晃)、#6伊與田らが3Pシュートを決め32-17と15点のリードを奪って第1ピリオド終了。
 
  第2ピリオド、筑波大#31梁川が速攻や3Pシュートで奮闘しチームを鼓舞するも、すぐさま明治大#5山下がそれを阻む。明治大#5山下は#14金丸(晃)の3Pシュートのアシストや、ディフェンダーをごぼう抜きする速攻を決め会場を沸かす。筑波大はたまらずタイムアウトを取るも修正できず、逆に再び#5山下に3Pシュートを決められる。49-26と明治大が23点差を付け前半を終える。
 
  第3ピリオド、23点差をつけられている筑波大は、攻撃を外角シュートにシフトする。序盤は#31梁川が連続で3Pシュートを決めるが、確率の良いシュートを継続できず、失速。反対に明治大は、#5山下が裏をかくスティールやクロスオーバーからのジャンプシュートを決め、完全に試合を掌握する。終盤、筑波大は#31梁川、#5中務が3Pシュートを次々と沈め、71-53となんとか点差を縮めて最終ピリオドへ。
 
  第4ピリオド、筑波大#5中務、#34田渡の3Pシュートが大当たりする。このピリオドに#5中務は3本、#34田渡は5本を沈める。残り3分、ついに87-82と5点差まで詰め寄ると、さらに筑波大#31梁川のジャンプシュートで残り1分49秒に89-87の2点差とする。しかし、ここで明治大を#21川崎が救う。値千金の3Pシュートを沈め5点差に押し戻すと、筑波大がここでターンオーバーを連続する痛恨のミス。96-91で明治大が宿敵筑波大を倒してベスト8進出を決めた。

川村 裕太郎 (全日本大学バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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