ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第二体育館
試合区分: No.118 男子 2回戦
開催期日: 2008(H20)年12月02日(火) 主審: 伊藤 恒
開始時間: 18:40 副審: 茂泉 圭治


専修大

( 関東3位 )

71

 
15 -1st- 20
17 -2nd- 20
23 -3rd- 8
16 -4th- 5
 

53


鹿屋体育大

( 九州1位 )

関東3位の専修大と九州1位の鹿屋体育大の一戦。序盤からハイテンポなゲーム展開になるが、両チーム共に思うように得点できない。鹿屋体育大はゾーンディフェンスで流れを引き寄せリードを奪ったが、中盤になってミスを連発してしまう。対する専修大は#0堤のゲームコントロールで落ち着きを取り戻し、インサイドを基点に追い上げを見せる。鹿屋体育大に一時流れをつかまれた専修大だったが、関東の底力を見せつけ、71-53でベスト8進出を決めた。
 
   第1ピリオド、序盤から両者シュートが思うように決まらず、苦しいゲーム展開。中盤、鹿屋体育大はゾーンディフェンスでリバウンドをきっちりものにし、#1小野、#3新垣が3Pシュートで得点につなげる。その後も#1小野が速攻やドライブで加点し流れを引き寄せる。対する専修大は途中出場の#0堤の強気なゲームコントロールで落ち着きを取り戻す。20-15で鹿屋体育大のリードで第1ピリオド終了。
 
   第2ピリオド開始早々、両チーム点の取り合いとなる。専修大は#10飯田がテクニカルファウルを犯してしまう。対する鹿屋体育大はこのチャンスを確実にものにし、一気に流れを引き寄せる。厳しいディフェンスでターンオーバーを誘い#1小野が3連続得点に成功し33-23と10点差をつける。対する専修大も#20張、#28能登がインサイドで踏ん張りを見せ、なんとか食らいつく。40-32で鹿屋体育大がリードを広げて前半戦終了。
 
   第3ピリオド、開始1分で鹿屋体育大#3新垣が4つ目のファウルでベンチに下がる。その間に専修大は#11藤井、#22鈴木が連続で3Pシュートを沈める。その後も#15増川がスティールから得点し怒涛の追い上げを見せる。そして、開始3分で一気に2点差まで詰め寄る。対する鹿屋体育大はミスを連発してしまう。専修大が#22鈴木の3Pシュートで55-48と逆転に成功し最終ピリオドへ。
 
   第4ピリオド、鹿屋体育大は速いパス回しでハイテンポなバスケットを展開するが専修大の堅いディフェンスに思うようにシュートまで運べない。対する専修大は#22鈴木がリバウンドから一気に鹿屋体育大のディフェンスを抜き去り、レイアップシュートを決める。勢い衰えず#10飯田、#28能登がインサイドで加点していく。中盤以降均衡状態になるものの、逆転から一気に逃げ切った専修大が71-53で勝利した。

久田 雅規 (全日本大学バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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