ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第一体育館 Aコート
試合区分: No.231 女子 準決勝
開催期日: 2006(H18)年11月24日(金) 主審: 関口 久規
開始時間: 13:40 副審: 渡辺 亮


日本体育大

( 関東2位 )

79

 
21 -1st- 18
16 -2nd- 17
26 -3rd- 16
16 -4th- 13
 

64


大阪人間科学大

( 関西2位 )

両チーム共にここまで快勝してきた日本体育大と大阪人間科学大との一戦。序盤にリードを得たのは日本体育大だった。高さで勝る日本体育大は、#15市野が得点していく。このまま引き離そうとするも大阪人間科学大は、ディフェンスを立て直し日本体育大に食い下がり均衡した展開となる。第3ピリオド、日本体育大はチャンスを掴み#13高橋、#15市野が得点しリードを広げる。このリードを日本体育大は守りきり大阪人間科学大に逆転を許さずそのまま勝利。3年ぶりの決勝戦へ駒を進めた。
  
  第1ピリオド、大阪人間科学大は日本体育大の激しいディフェンスにあい、苦しいシュートが続きなかなか得点できない。対する、日本体育大は#15市野が得点し一歩リードする。大阪人間科学大#7佐藤がオフェンスリバウンドを取り得点していくと、次第にリズムが良くなり大阪人間科学大のシュートが決まり始める。#4中谷の3Pシュートや#7佐藤のポストプレイなどで加点し逆転に成功する。ここで日本体育大は、#11石川にボールを集めゴール下から得点しすぐさま逆転し21−18で第1ピリオドを終了する。
 
  第2ピリオド、大阪人間科学大はパスを回しアウトサイドからシュートを放ち得点するも、日本体育大#6野村に3Pシュートを決められ点差が縮まらない。その中、日本体育大はディフェンスから仕掛け大阪人間科学大からターンオーバーを誘う。そこから速攻につなげ得点する。日本体育大は一気にリードを広げ、#4吉田のバスケットカウントが決まるとリードを11点まで広げる。ここで、大阪人間科学大はタイムアウトを請求する。大阪人間科学大は、このタイムアウトでディフェンスを立て直してくる。日本体育大に、プレッシャーを与え簡単にシュートまで打たせず、日本体育大に得点を許さない。その中、大阪人間科学大はアウトサイドシュートを沈め徐々に点差を縮め#14玉井の1on1で同点に追いつく。しかしその直後、日本体育大#11石川に決め返され37−35で第2ピリオドを終了する。
 
  第3ピリオド開始早々、大阪人間科学大は#15川原の3Pシュートが決まり逆転する。そのまま流れに乗ると思われたが、イージーシュートを落としてしまいなかなかリズムを掴めない。ディフェンスでも、ファウルが目立ち始め相手にフリースローを与えてしまう。日本体育大は、このチャンスに付け込みフリースローを確実に決め得点し逆転する。すると日本体育大#13高橋の連続3Pシュートと#15市野のバスケットカウントが決まり63−51としリードを12点とし第4ピリオドへ。
 
  第4ピリオド、日本体育大は第3ピリオドの勢いをそのままに#11石川がテンポ良く得点しリードを18点まで広げる。大阪人間科学大は、3Pシュートを放ち点差を詰めようとするも決めることが出来ない。大阪人間科学大は、第3ピリオドでのファウルが響き主力メンバーが退場し逆転の糸口が掴めない。日本体育大はそのまま試合を優位に進め大阪人間科学大の追い上げを許さず快勝し決勝戦へ進出した。

増子 恭幸 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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