ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第一体育館 Bコート
試合区分: No.222 女子 2回戦
開催期日: 2006(H18)年11月22日(水) 主審: 岩田 千奈美
開始時間: 10:20 副審: 浜本 伸


桜花学園大

( 東海1位 )

75

 
21 -1st- 10
22 -2nd- 19
18 -3rd- 14
14 -4th- 12
 

55


専修大

( 関東8位 )

一回戦を大差で勝利した桜花学園大と専修大とのベスト8をかけた一戦。高さに利のある桜花学園大はインサイドを中心に得点していく。対する専修大は桜花学園大の堅い守りに苦しみ、なかなかシュートを打たせてもらえない。ディフェンスを頑張り、スティールから得たボールもターンオーバーで自滅してしまう。第1ピリオドの点差を徐々に広げていった桜花学園大が75-55で勝利した。
 
  第1ピリオド、桜花学園大#5水木のオフェンスリバウンドからのゴール下で先制する。専修大は桜花学園大のディフェンスに苦戦し、ターンオーバーを続けてしまう。さらに専修大はファウルトラブルに陥り、開始5分で12-2と桜花学園大がリードする。専修大はタイムアウトを取り、オールコートゾーンプレスで流れを変えようとする。これが成功し、桜花学園大のミスを誘発させ、速攻で残り3分、12-8と迫っていく。すると今度は流れを断ち切ろうと桜花学園大がタイムアウトを請求する。その後はフリースローで得点を重ねていった桜花学園大が21-10と大量リードを奪って第2ピリオドへ。
 
  第2ピリオド、専修大はディフェンスの当たりを強め、オフェンスでは#15相原の1on1で攻めていく。対する桜花学園大は#8安井、#6小松の3Pシュートで対抗する。さらに桜花学園大はゾーンディフェンスで専修大を封じ、#5水木、#6小松の連続得点で差を広げていく。専修大も必死についていくが43-29と桜花学園大がややリードを広げ、前半終了。
 
  第3ピリオド、桜花学園大は再び#8安井の7連続得点などでさらに点差を広げていく。残り6分には53-33と20点差をつけて試合を決めにかかる。専修大は#12横山が続けてカットインからシュートを放つも桜花学園大の高さが気になり、なかなか決まらない。その後は、両チームとも流れを引き寄せるきっかけがつかめないまま時間は進んでいき、61-43と桜花学園大リードで最終ピリオドへ。
 
  第4ピリオド、桜花学園大はディフェンスのプレッシャーを弱めることなく、専修大に楽なシュートを打たせない。オフェンスでは外からのシュートは入らないものの、オフェンスリバウンドから得点していく。専修大はオールコートでプレスをかけ、スティールを狙う。しかし、スティールしてもイージーミスですぐに相手にボールを渡してしまい、差を詰めていくことができない。結局、75-55と桜花学園大がベスト8へ進出した。

平井 悠斗 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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