ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第一体育館 Aコート
試合区分: No.221 女子 2回戦
開催期日: 2006(H18)年11月22日(水) 主審: 安西 郷史
開始時間: 10:20 副審: 徳田 浩治


早稲田大

( 関東6位 )

56

 
16 -1st- 7
7 -2nd- 22
16 -3rd- 11
17 -4th- 12
 

52


愛知学泉大

( 東海2位 )

 昨年ベスト8入りしている愛知学泉大と、関東6位の早稲田大の試合。前半は激しく流れが入れ替わったものの、後半はシーソーゲームとなり目の離せない試合展開となった。第1ピリオドからオールコートで激しいディフェンスであたる愛知学泉大だがファウルトラブルに苦しめられる。同点の第4ピリオド終盤、早稲田大に5ファールからフリースローを与えてしまい、それを確実に決めた早稲田大学がシーソーゲームを勝利し、ベスト8に進出した。
 
   第1ピリオド、愛知学泉大は、#12中尾のドライブ#4松島のインサイドを中心に、積極的に攻撃する。対する早稲田大は、#11柴田のインサイドにボールを集め得点していく。中盤、愛知学泉大はシュートが入らず点が動かない。その間、早稲田大は#4南の3Pを基点に、次々と加点していき、残り2分には10点差にまで点差を広げる。16-7早稲田大9点リードで第2ピリオドへ。
 
   第2ピリオド、愛知学泉大のシュートがようやく決まりだす。早稲田大は、愛知学泉大の激しいディフェンスに対しターンオーバーが目立ち始める。愛知学泉大は、#5後藤の3Pシュート、高確率のシュートが決まり徐々に点差を縮め逆転に成功すると、勢いに乗り#4松島、#9本山もシュートを沈め早稲田大を突き放す。早稲田大はこのピリオドを7得点に抑えられ、29-23愛知学泉大リードで第3ピリオドへ。
 
   第3ピリオド、早稲田大は速い展開から#13鶴本のドライブなどで愛知学泉大ディフェンスを翻弄し、得点していく。愛知学泉大はミスが多く、残り5分、早稲田大#16佃の3Pシュートで逆転に成功。しかし、愛知学泉大もすぐに決め返し逆転。残り40秒には早稲田#11柴田のゴール下で逆転と、シーソーゲームとなる。40-39と1点差で早稲田大がリードし最終ピリオドへ。
 
   第4ピリオド、愛知学泉大#5後藤の3Pシュートで逆転すると、早稲田大も#14大西が奮闘し逆転。第4ピリオドも、引き続きシーソーゲームとなる。試合は終盤、愛知学泉大#6小林がシュートで同点にするが、これまでの激しいディフェンスからチームファールがかさみ、すでに5ファール。早稲田大は果敢に攻撃しファールをもらい、残り33秒、#14大西がフリースローを2本とも沈める。ミスを連発してしまい焦る愛知学泉大は、ディフェンスを激しくするがファールを犯してしまい思うように点差が縮まない。残り11秒、早稲田大#13鶴本がフリースローを確実に2本決め56-52。早稲田大がシーソーゲームを制した。

山内 美乃里 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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