ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第一体育館 Aコート
試合区分: No.219 女子 2回戦
開催期日: 2006(H18)年11月21日(火) 主審: 坂上 佳弘
開始時間: 12:00 副審: 吉田 孝太郎


鹿屋体育大

( 九州1位 )

71

 
20 -1st- 14
11 -2nd- 12
24 -3rd- 16
16 -4th- 12
 

54


玉川大

( 関東7位 )

インカレ3日目第2試合、リーグ戦で念願の1部昇格を果たした玉川大とインカレ初日に札幌大を降した鹿屋体育大の一戦。序盤から点の取り合いが続く試合展開だったが、鹿屋体育大は速いパスから連続得点に成功し、流れをつかんだ。しかし、中盤になって鹿屋体育大はミスを連発し、そのミスにつけこんだ玉川大が連続得点に成功すると流れは玉川大に傾く。しかし、第4ピリオドになると立ち上がりから#8出岐に連続得点を許してしまいリードを広げられた。流れを引き戻すべく持ち前のプレッシャーディフェンスで厳しい守りを見せるが、点差を縮めることができなかった。必死に喰らいつく玉川大を振り切った鹿屋体育大が駒を進めた。
 
   第1ピリオド、玉川大#5阿部のポストプレイで先制するが、鹿屋体育大#8出岐がすぐさま決め返し一歩も譲らない試合展開になる。玉川大は序盤からプレッシャーディフェンスで厳しいディフェンスを見せるが、ターンオーバーが続き連続得点を許してしまう。対する鹿屋体育大は早いパス回しからのドライブで追加得点をあげる。玉川大も#5阿部が負けじとゴール下で力強さを見せる。20-13で鹿屋体育大のリードで第1ピリオド終了。
 
   第2ピリオド、玉川大は立ち上がりからタイトなディフェンスで鹿屋体育大のオフェンスを苦しめる。対する鹿屋体育大はインサイドアウトから攻撃を組み立てるが、外角のシュートが思うように決まらず得点につなげることができない。終了間際、玉川大#4阿形がファウルをもらい、フリースローを2本とも確実に沈め5点差までつめよる。31-26で鹿屋体育大のリードで前半を折り返す。
 
   第3ピリオド、立ち上がりから鹿屋体育大がバスケットカウントを2連続で決め、流れをつかむかに思えたが、玉川大も必死に喰らいつき、両者点の取り合いが続く緊迫した試合展開になる。しかし、緊迫した試合展開の均衡を破ったのは玉川大。玉川大#4阿形の果敢なドライブからフリースローをもらい確実に沈める。#6深見も3Pシュートを決め後に続く。じわじわ点差を縮める玉川大に対して、鹿屋体育大#16小池が2連続で3Pシュートを沈め、玉川大の追い上げを許さない。55-42で鹿屋体育大がリードのまま最終ピリオドを迎える。
 
   第4ピリオド開始直後から鹿屋体育大が流れをつかむ。#8出岐を中心に攻撃を展開する。その後も#6吉田がゴール下で力強いプレイを見せ、#13宮本もフリースローを確実に沈め点差を20点まで広げる。対する玉川大も#4阿形がゲームをコントロールしオフェンスを組み立てるが、得点につなげることができず流れを引き戻すことができない。#4阿形、#5阿部、#6深見が得点するが後が続かず点差を縮めることができない。試合は終始リードを守り抜いた鹿屋体育大が71-54で勝利をおさめた。

久田 雅規 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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