ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第一体育館 Bコート
試合区分: No.216 女子 1回戦
開催期日: 2006(H18)年11月20日(月) 主審: 隅谷 篤司
開始時間: 15:20 副審: 吉田 孝太郎


松蔭大

( 関東4位 )

77

 
25 -1st- 14
20 -2nd- 23
15 -3rd- 8
17 -4th- 25
 

70


福岡教育大

( 九州3位 )

昨年度インカレ優勝校である松蔭大と九州3位の福岡教育大との一戦。両チーム激しいディフェンスからの攻め合いとなったが、福岡教育大のファウルがかさみ苦しい展開となった。一方松蔭大は、冷静に得点を積んでいき初戦を突破した。
 
  第1ピリオド、松蔭大は#6関根が果敢に攻め込みドライブ、3Pシュートと得点を積んでいく。対する福岡教育大は松蔭大の激しいディフェンスに攻め込むことが出来ない。また、松蔭大のスピードを止めるためファウルがかさみ、フリースローのチャンスを与えてしまう。松蔭大は、しっかりとフリースローを沈め得点に繋げる。さらに#6関根の2連続3Pシュートが決まり、25-14とリードを奪い第1ピリオド終了する。
 
  第2ピリオド福岡教育大は#12田上の高さとパワーを生かしたポストプレイで2連続ゴールを奪うと流れを掴み、点差を縮め始める。松蔭大は攻め込むもののシュートが確実に決まらず、福岡教育大の流れを断ち切ることが出来ない。しかし#8幡矢、#10石川のシュートで得点を積んでいき45-37となんとかリードを保ち前半を終了する。
 
  第3ピリオド序盤、松蔭大は福岡教育大の激しいディフェンスに阻まれミスが続いてしまう。その間に福岡教育大は、#9藤原の3Pシュート、#12田上のドライブと連続して得点を積み、4点差まで追い上げる。しかし、松蔭大も簡単にはリードを譲らない。#7福長が攻守共にリバウンドでゴール下を守り、チャンスを作る。ディフェンスでも激しく当たり福岡教育大にゴールを許さず、60-45と松蔭大リードのまま最終ピリオドへ。
 
  第4ピリオド開始直後、福岡教育大#12田上が2連続でゴールを決め、流れを呼び込む。しかし残り8分、攻めの要であった#12田上がファウルアウトでベンチに下がると福岡教育大は厳しい展開となる。松蔭大は#6関根の3Pシュートと確実なフリースローで点差を広げるが、残り2分、メンバーを総入れ替えすると福岡教育大が果敢に攻め込み連続ゴールを奪う。しかし、逆転とまではいかず、77-70松蔭が勝利する。

川下 直子 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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