ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第一体育館 Aコート
試合区分: No.213 女子 1回戦
開催期日: 2006(H18)年11月20日(月) 主審: 坂上 佳弘
開始時間: 13:40 副審: 矢田 伸一


大阪体育大

( 関西1位 )

93

 
19 -1st- 15
19 -2nd- 8
31 -3rd- 13
24 -4th- 16
 

52


順天堂大

( 関東11位 )

関東11位順天堂大と関西1位大阪体育大との試合。順天堂大は能力を生かしたオフェンスで得点を重ねるのに対し、大阪体育大は高さの利を生かしゴール下、リバウンドを量産し外では#11渡部が6本の3Pシュートを沈め、順天堂大を圧倒した。結果、#17竹本の怪我で一時流れをつかまれるが、終始リードを保った大阪体育大が93-52で勝利した。
   
  第1ピリオド、大阪体育大は#5三根、#15藤井にボールを集めインサイド勝負を展開する。さらに#11渡部の3Pシュートと続き流れをつかむ。対する順天堂大は#6野口の1ON1で攻め大阪体育大の引き離しを許さない。残り2分試合が動き出す。順天堂大#6野口が3Pシュートを決めると、大阪体育大#9植田が決め返すなど、点の取り合いとなる。両チーム流れをつかめないまま19-15と大阪体育大リードで第2ピリオドへ。
 
   第2ピリオド、順天堂大は攻め方を変える。#6野口、#17長部が1ON1を仕掛け、そこからの合わせで得点していく。対する大阪体育大は#17竹本の1ON1、#5三根、#15藤井がオフェンスリバウンドからセカンドシュートを確実に決め徐々に引き離しにかかる。順天堂大は焦りからか5分間で6点しか決められずタイムアウトを取るも流れは変わらない。さらにファウルもかさみ苦しい展開に。このピリオド8点と大阪体育大に対して攻め手が無いまま36-22と、大阪体育大に大量リードを許し後半へ。
 
   第3ピリオド開始直後、攻めの要であった大阪体育大#17竹本が怪我の為にベンチに下がる。これをきっかけに順天堂大が追い上げムードになる。流れを渡したくない大阪体育大は、高さの利を生かして加点していくと#11渡部の3Pシュートも当たりだしいっきに流れを引き寄せ順天堂大を引き離す。さらにインサイドでは#5三根が踏ん張りオフェンスのチャンスを増やす。何とかしたい順天堂大は#4小倉が3Pシュートを3本連続で決めると、#7岡本、#11小林がリバウンドをもぎ取り得点していく。69-33と順天堂大が33点ビハインドで望みを最終ピリオドへ。
 
   第4ピリオド、順天堂大が激しいディフェンスからの速攻で連続得点に成功する。さらに#4小倉のミドルシュートも決まり追い上げムードに。大阪体育大はメンバーを4人いっきに変え流れを変えようとする。その後スタートメンバーを全員下げ温存し、大会最低身長の#13金城らをコート出す。順天堂大はそれでもオフェンスが噛み合わず点差を詰めることが出来ない。93-52と41点もの大量リードを奪った大阪体育大が勝利した。

藤井 祐馬 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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