ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第一体育館 Aコート
試合区分: No.211 女子 1回戦
開催期日: 2006(H18)年11月20日(月) 主審: 竹島 則夫
開始時間: 12:00 副審: 木葉 一総


愛知学泉大

( 東海2位 )

97

 
18 -1st- 13
27 -2nd- 7
26 -3rd- 16
26 -4th- 24
 

60


信州大

( 北信越1位 )

北信越1位の信州大と東海2位の愛知学泉大の一戦。序盤こそ競り合ったものの、第2ピリオド以降、愛知学泉大が終始リードする展開となった。信州大も#4羽賀を中心に必死に追いかけるが、最後のシュートを決められず、点差を縮めることができなかった。結果的に、愛知学泉大は全員出場の余裕を見せて勝利したものの、イージーシュートのミスや簡単なターンオーバーなどにより、最後まで完全に流れを引き寄せることはできず、課題の残るゲーム内容となってしまった。
 
  第1ピリオド、出だしから両チームともターンオーバーが多く、落ち着かない展開が続く。高さで劣る信州大は、愛知学泉大の力強いオフェンスリバウンドを抑えることができない。だが、一方の愛知学泉大も、ことごとくシュートがリングに嫌われ、セカンドチャンスも活かせない。慌しい展開のまま、13-18で第1ピリオド終了。
 
  第2ピリオド、相変わらずターンオーバーの多い愛知学泉大だが、要所できっちりと得点し、徐々に点差を広げていく。対する信州大は、果敢にゴール下へ攻め込むものの、愛知学泉大の高いインサイド陣にシュートを阻まれてしまう。ミドルシュートも決めることができず、得点を伸ばすことができない。愛知学泉大が20-45と大きくリードし、前半を終える。
 
  第3ピリオド、愛知学泉大の中心プレイヤーである#4松島が、インサイドでの強さを発揮する。信州大はファウルでしか止められず、次々とフリースローを与えてしまう。ここで離されたくない信州大は、ドライブからの合わせなど、全員で点を取りにいき、必死に喰らいつく。しかし、36-71とまたしても点差を広げられ、最終ピリオドへ。
 
  第4ピリオド、愛知学泉大は相手の隙をついたスティールを見せるものの、イージーシュートを何本も落とし、良い流れを作ることができない。対する信州大は、ここに来てやっと#4羽賀が、3本の3Pシュートを沈め、チームを引っ張る。また気迫溢れるディフェンスで、愛知学泉大のターンオーバーを誘うことに成功する。最後まで諦めずにプレイし続けた信州大だが、一度ついた点差を縮めることはできず、97-60で愛知学泉大が勝利を収めた。

牧 美由紀 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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