ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第一体育館 Aコート
試合区分: No.207 女子 1回戦
開催期日: 2006(H18)年11月19日(日) 主審: 太田 康治
開始時間: 15:20 副審: 山田 智子


鹿屋体育大

( 九州1位 )

68

 
18 -1st- 9
12 -2nd- 6
21 -3rd- 16
17 -4th- 21
 

52


札幌大

( 北海道1位 )

 大会初日女子第四試合は、北海道地区一位の札幌大と九州地区一位の鹿屋体育大との対戦となった。昨年準優勝の鹿屋体育大は昨年の主力三人が抜けてしまったが、速い展開のバスケットで九州地区リーグを勝ち抜き一位で全国大会に出場を決めた。対して札幌大は北海道地区リーグを全勝で勝ち抜いてきたが、全国大会で意地を見せることが出来るだろうか。
 
   第1ピリオド、鹿屋体育大が#8出岐のシュートで先制点を挙げる。鹿屋体育大はスクリーンを巧く使いオフェンスを展開し、次々とシュートを狙う。さらに、鹿屋体育大は積極的にリバウンドに飛び込み、鹿屋体育大#6吉田がオフェンスリバウンドを量産し、ゴール下のシュートで得点を重ねる。対する札幌大は動きが硬く、なかなか思うように鹿屋体育大ゴールに攻め入ることが出来ない。18-9と鹿屋体育大がリードを得て第1ピリオドを終了する。
 
   第2ピリオドは序盤から徐々に本来の動きを取り戻した札幌大が、厳しいディフェンスで鹿屋体育大のミスを誘う。一方、鹿屋体育大は#8出岐が積極的に1on1を仕掛け、得点を重ねリードを保つ。終盤、札幌大のオフェンスにもミスが目立ち点差を縮められないまま、30-15の鹿屋体育大リードで前半を折り返す。
 
   第3ピリオドに入ると鹿屋体育大は#11衛藤をインサイドプレイを中心に攻撃を展開し、巧みなパス回しからシュートを決める。対する札幌大は、#5村松や#10福田の3Pシュートで意地を見せるが、点差は徐々に広がり51-31で第3ピリオドを終了する。
 
   第4ピリオド、序盤は両チーム共にシュートが決まらず、硬直状態のまま試合が進む。中盤、札幌大#15藤森のバスケットカウントで息を吹き返した札幌大は#10福田の3Pシュートや#4清野のカットインなどで得点し、一気に11点差まで詰め寄る。しかし、鹿屋体育大はあわてることなく試合を運び再び点差を広げる。終始お互いシュートがなかなか入らなかったが、リバウンドを制した鹿屋体育大が68-52で勝利し、二回戦へと駒を進めた。

西堀 一幹 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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