ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第一体育館 Aコート
試合区分: No.201 女子 1回戦
開催期日: 2006(H18)年11月19日(日) 主審: 本間 充
開始時間: 10:20 副審: 平林 達哉


大阪人間科学大

( 関西2位 )

102

 
26 -1st- 9
28 -2nd- 7
27 -3rd- 7
21 -4th- 5
 

28


静岡大

( 東海3位 )

 関西地区2位の大阪人間科学大と東海地区3位の静岡大との対戦は、大阪人間科学大が終始流れを保持したまま、大差をつけて勝利した。大阪人間科学大は出だしからパスが良く回り、中、外とバランスよく得点していく。堅いディフェンスからミスを誘い出し、速攻を中心に得点を量産する。選手層が厚く、交代しても戦力が落ちない大阪人間科学大は、第2ピリオドから積極的に選手交代を行い、活躍の場を与える。対する静岡大は堅いディフェンスに攻め手がなく、得点を稼ぐことが出来ない。後半は疲れも見え始め、ミスを連発。自分たちのペースに持ち込めないまま試合が流れていく。102-28で大阪人間科学大が大量のリードを奪い、危なげなく初戦を突破した。
 
   第1ピリオド、大阪人間科学大は出だしから早いパス回しで相手を翻弄し、インサイド陣を中心に得点を稼いでいく。対する静岡大は1on1を中心に攻めようとするが、固いディフェンスに阻まれ、なかなかシュートを沈めることが出来ない。大阪人間科学大のボックスアウトでリバウンドも取ることが出来ず、苦しい展開。26-9と大阪人間科学大がリードを奪い、第1ピリオド終了。
 
   第2ピリオド、引き続き流れは大阪人間科学大。#6畑中の1on1を中心に、得点を量産していく。中、外とバランス良くパスが回り、理想的な展開となる。対する静岡大は苦し紛れのシュートが多く、得点に結びつけることが出来ない。大阪人間科学大は、控えの選手が途中出場するも、いい流れを保ったまま、選手一人ひとりが伸び伸びとプレイする。流れを静岡大に渡すことなく54-16、大阪人間科学大が大量のリードを奪って第2ピリオド終了。
 
   第3ピリオド、大阪人間科学大はコンスタントに得点を重ねる。対する静岡大は#6青木の粘り強いリバウンドでチャンスを広げるものの、それを得点につなげることが出来ない。途中出場した#14栗田がフェイクなどを上手く使ったセンタープレイで得点を重ね、良い流れを引き寄せるものの自分たちのミスでその流れを壊してしまう。大阪人間科学大は外角のシュートも決まり始め、完全に勢いに乗る。81-23で大阪人間科学大リードのまま第3ピリオド終了。
 
   第4ピリオド、大阪人間科学大はメンバーをスタートに戻し、追い討ちをかける。スティールを連発し、速攻から確実に得点を伸ばしていく。選手を交代しても勢いが止まらず、得点を量産する。対する静岡大は疲れからかミスが目立ち、シュートまで持ち込むことが出来ない。残り1分からオールコートでプレッシャーをかけるなど、点差が開いてもあきらめることなくボールを追い続けたが102-28、大差をつけて大阪人間科学大が快勝した。

熊谷 茉実 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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