ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第一体育館 Aコート
試合区分: No.135 男子 3位決定戦
開催期日: 2006(H18)年11月26日(日) 主審: 片寄 達
開始時間: 14:20 副審: 平原 勇次


日本大

( 関東3位 )

96

 
34 -1st- 15
19 -2nd- 18
20 -3rd- 19
23 -4th- 26
 

78


青山学院大

( 関東4位 )

青山学院大と日本大の3位決定戦。普段、青山学院大は速攻からの速いオフェンスを展開するチーム、日本大はハーフコートでゆっくりとしたオフェンスを展開するチームである。しかし今日はそれが逆だった。開始から日本大が好ディフェンスを見せ速攻を量産すると、速い展開から#4菊地を中心に次々と加点していく。対する青山学院大は日本大の高確率なシュートによって、御家芸のディフェンスリバウンドからの速攻を出すことができない。日本大は#4菊地が42得点を挙げる活躍を見せるなど、終始リードし続け96−73で勝利した。
 
   第1ピリオド序盤、日本大が#5太田のゴール下で先制すると、続けて#4菊地が速攻からジャンプシュートを決め0−4とする。対する青山学院大は#6正中が鋭いドライブからレイアップを決めて応戦する。ところが中盤以降、日本大#4菊地がジャンプシュートを正確に決め得点を量産すると、徐々に差が開いていく。青山学院大は#4岡田が3Pシュートを決めて食い下がろうとするが、またもや日本大#菊地がジャンプシュートで得点し流れを譲らない。その後も日本大は速攻からの速い展開で次々に加点していく。その間、青山学院大は得点が停滞し、差は広がっていく一方。日本大#4菊地がこのピリオド22得点を挙げ34−15で日本大がリードする。
 
   第2ピリオド序盤、青山学院大#4岡田が3Pシュートを決めると、続けて#6正中が速攻からのレイアップで得点し38−23とする。さらに日本大がターンオーバーを犯し、青山学院大に流れが傾く。しかしその後、青山学院大はオフェンス・チャージングをしてしまいチャンスを逃す。その上、日本大#6齋藤にジャンプシュートを決められ41−23となる。さらに続けて、日本大はスティールからの速攻で連続得点していく。青山学院大はここで食い下がりたいところだが、日本大のディフェンスを攻めあぐね、流れを引き寄せることができない。終了直前、日本大#4菊地がスティールからの速攻でファウルを得ると、それを正確に2本決め53−33の20点差で後半へ。日本大#4菊地は前半だけで30得点を挙げる。
 
   第3ピリオド、青山学院大がオールコートプレス・ディフェンスを仕掛ける。しかし、日本大は落ち着いてそれをかわし、#4菊地を中心に加点していく。青山学院大も#4岡田の3Pシュートなどで得点するが、日本大にきっちり決め返され、反撃の兆しを見出せない。73−52の日本大21点リードで第4ピリオドへ。
 
   第4ピリオド開始早々、青山学院大#6正中が3Pシュートを決めると、続けて青山学院大はオールコートプレス・ディフェンスでスティールし、速攻から得点する。さらにその後も#6正中がミドルシュートを決め、開始3分で61−77とする。ところが、日本大は焦らず決め返し20点リードを守る。青山学院大は終始激しいディフェンスを見せ反撃を試みるが、波に乗った日本大を抑えることができない。終盤、日本大は下級生メンバーを出場させるが、勢いは衰えず96−73の23点差で日本大の勝利となった。
 
 

中野 嗣久 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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