ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第一体育館 Aコート
試合区分: No.132 男子 準決勝
開催期日: 2006(H18)年11月25日(土) 主審: 関口 久規
開始時間: 19:00 副審: 加藤 昌樹


東海大

( 関東1位 )

102

 
29 -1st- 22
25 -2nd- 21
20 -3rd- 13
28 -4th- 31
 

87


青山学院大

( 関東4位 )

前年の決勝と同カードとなった準決勝東海大対青山学院大の一戦。序盤は両チーム互角の点の取り合いとなるも、時間の経過と共にディフェンスからペースを掴んだ東海大がじわりじわりリードを広げていく。途中、青山学院大は#4岡田の3Pシュートや#6正中の活躍で流れを掴みかけるが、東海大は#10井上のリバウンド、得点で返す。青山学院大は諦めず最後までボールを追いかけるが、東海大は最後まで集中力を維持しミスなく対応し102-87で勝利、連覇に向けて決勝進出を決めた。
 
  第1ピリオド、序盤から点の取り合いとなる。青山学院大は#9広瀬の速攻、#6正中の3Pシュートなどシュートが外れない。一歩リードする。対して東海大は#10井上のインサイドシュート、#33西村の合わせのシュートで対抗する。終盤、東海大のディフェンスが厳しくなり青山学院大の得点が止まると、その間に東海大が#00石崎のアシストから#24古川の3Pシュートなどで29-22と7点リードで第1ピリオド終了。
 
  第2ピリオド、このピリオドも青山学院大は#6正中、東海大はチーム全体でバランスよく加点し、一進一退の展開が続く。中盤、青山学院大#9広瀬が2ファウルでベンチに下がると、青山学院大のインサイドが手薄になり流れが悪くなる。東海大#10井上に確実にディフェンスリバウンドを取られ、攻撃に厚みが出ない。中盤、青山学院大はゾーンを仕掛け#4岡田の3Pシュートで一時4点差まで詰めるが、東海大#00石崎のドライブ、#15竹内のポストプレイで11点差とし第2ピリオド終了。
 
  第3ピリオド、東海大のディフェンスがよくなる。最初の5分間青山学院大を2得点に抑え込む。その間東海大は#15竹内の3Pシュート、#33西村のスティールからの速攻で18点差とする。青山学院大は#9広瀬のランニングプレイなどで得点するが、東海大を止めることができない。終盤、青山学院大はオールコートプレスでミスを誘い#6正中がレイアップシュート。バスケットカウントを獲得し15点差とするが、東海大#5阿部がブザービーターを沈め再び18点差として第3ピリオド終了。
 
  第4ピリオド、青山学院大はオールコートでプレッシャーとかけ速攻を繰り出すが、東海大#10井上がポストプレイから次々と得点し、青山学院大に流れを渡さない。青山学院大は#4岡田が3Pシュートを放つが、厳しい東海大ディフェンスの前に決めることが出来ない。リバウンドも#10井上、#15竹内に抑えられ苦しい状況を打開できない。青山学院大は最後までプレッシャーをかけ続けるが、東海大は冷静にそれをかわしタイムアップ。102-87と15点差で勝利した。

大室 泰三 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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