ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第一体育館 Aコート
試合区分: No.130 男子 5-8位決定戦
開催期日: 2006(H18)年11月24日(金) 主審: 玉木 彰治
開始時間: 18:40 副審: 佐藤 誠


京都産業大

( 関西1位 )

91

 
14 -1st- 20
17 -2nd- 20
30 -3rd- 13
30 -4th- 24
 

77


東北学院大

( 東北1位 )

男子5-8位決定戦、京都産業大と東北学院大の試合は序盤、東北学院大がアウトサイドシュートでリードを得る。しかし、この試合30得点、22リバウンドをあげた#9菅谷のインサイドを中心に、京都産業大が逆転する。一度は東北学院大も再び同点にするものの、相手のミスを確実に得点につなげた京都産業大が再び差をつけ、91-77で5・6位決定戦に駒を進めた。
 
   第1ピリオド、京都産業大は#4濱田の1on1、東北学院大は#12相馬のカットインからの合わせでオフェンスを展開していく。東北学院大#7鹿内が3Pシュートを決めると、京都産業大は#9菅谷のオフェンスリバウンドからのタップシュートを決め返すなど、シーソーゲームが続く。しかし、第1ピリオド終了のブザーと同時に東北学院大#7鹿内が3Pシュートを沈め、20−14と東北学院大が一歩抜け出す。
 
  第2ピリオド、東北学院大がややリードして試合が進んでいくが、京都産業大#9菅谷とのポジション争いで東北学院大のインサイド陣がファウルをしてしまう。京都産業大はそこに付け込み#9菅谷で得点を重ねていくが、残り1分半、#34柴田のフリースローでついに37−26と11点差をつける。しかし、今度は京都産業大が#5立石の終了直前の3Pシュートで40−31と東北学院大との差を縮めて前半を終える。
 
  第3ピリオド、京都産業大は#4濱田、#9菅谷の二人で得点していき、残り6分、44−41と東北学院大に迫っていく。さらに残り4分、#4濱田がスティール、アシストから#14田代のレイアップシュートでついに49−48と逆転する。その後も京都産業大ペースは続き、#10椎根の3Pシュートなどで差を広げ、61−53と京都産業大がこのクウォーター30得点をあげて最終ピリオドへ。
 
  第4ピリオド、東北学院大はオールコートゾーンプレスで京都産業大の流れを変える。残り8分、#25一戸のバスケットカウントで64−61とすると、#34柴田のフリースローで再び同点にする。しかし、京都産業大もここから#9菅谷のバスケットカウント、#8坂本の3Pシュートで再び東北学院大を離し、5分43秒、東北学院大は72−66とされたところでタイムアウトを請求する。残り1分半、東北学院大#25一戸の3Pシュートで79−75と迫っていくが、大事な場面でターンオーバーを犯してしまう。このミスを京都産業大は確実に得点し、最後は東北学院大を突き放し、91−77で勝利した。
 

平井 悠斗 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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