ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第一体育館 Aコート
試合区分: No.128 男子 準々決勝
開催期日: 2006(H18)年11月23日(木) 主審: 安富 朗
開始時間: 17:00 副審: 渡邊 諭


青山学院大

( 関東4位 )

60

 
12 -1st- 15
20 -2nd- 15
12 -3rd- 11
16 -4th- 13
 

54


京都産業大

( 関西1位 )

ベスト4をかけた青山学院大対京都産業大の一戦は、前日ともに100点近く得点しておりハイペースな展開が予想されたが、予想とは違いロースコアな展開となった。序盤、京都産業大が速攻などでリードを奪うが、青山学院大も#4岡田の3Pシュート、#6正中のドライブなどで対抗する。両チーム流れを掴みきれないまま迎えた第4ピリオド、青山学院大が厳しいディフェンスから速攻、#9広瀬の3Pシュートで9点差とすると、その後は冷静な試合運びで60−54で勝利、ベスト4進出を決めた。
 
   第1ピリオド、京都産業大は速攻、#9菅谷のインサイドシュートでリードを奪う。対して青山学院大はシュートが決まらない。残り5:40、12−5と京都産業大のリードで青山学院大がタイムアウト。その後は両チーム攻め手を欠き、15−12と京都産業大のリードで第1ピリオド終了。
 
   第2ピリオド、開始早々に青山学院大#4岡田が3Pシュートを決め同点とすると、その後は点の取り合いとなる。京都産業大は#8坂本の速攻、青山学院大は#9広瀬の3Pシュートなどで加点していく。終盤、青山学院大は京都産業大#9菅谷のブロックショットなど京都産業大のゾーンディフェンスに苦しむが速攻を決め、32−30と青山学院大リードで第2ピリオド終了。
 
   第3ピリオド序盤、青山学院大は京都産業大のディフェンスを攻めきれず、ミスが続く。その間に#4濱田の3Pシュート、ジャンプシュートで逆転に成功する。青山学院大は5分間で2得点に抑えられてしまう。しかし中盤、青山学院大のディフェンスが良くなると、逆に京都産業大の得点が止まる。青山学院大#4岡田の3Pシュートで逆転、5点差とする。第3ピリオド終了寸前に京都産業大#9菅谷のシュートが決まり、44−41と3点青山学院大リードで最終ピリオドへ。
 
   第4ピリオド、京都産業大#9菅谷がベンチに下がっている隙に青山学院大がドライブインなどで加点する。残り6分、#9菅谷が戻ってくると両チームシュートが決まらず膠着状態が続く。残り3分、青山学院大のディフェンスの前に京都産業大はミスをしてしまい、青山学院大が速攻、#9広瀬の3Pシュートで9点差とする。残り2分30秒、青山学院大#12荒尾がファウルアウトするも、青山学院大は京都産業大の必死の追撃を冷静にかわし、60−54で勝利した。

大室 泰三 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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