ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第一体育館 Aコート
試合区分: No.123 男子 2回戦
開催期日: 2006(H18)年11月22日(水) 主審: 田口 弘道
開始時間: 18:40 副審: 大森 智之


東海大

( 関東1位 )

95

 
34 -1st- 22
23 -2nd- 15
28 -3rd- 10
10 -4th- 24
 

71


明治大

( 関東12位 )

今年も圧倒的な強さをみせる昨年度インカレ覇者東海大に、関東12位ながらも名シューターを揃え不気味な存在の明治大が挑んだこの試合。明治大の3Pシュート攻勢にも動じず、#15竹内を中心とした驚異的な高さと組織力で、序盤からリードを広げ続けた東海大が明治大を圧倒。95−71で、東海大が大会連覇に向けて順調に歩を進めた。
 
   第1ピリオド、東海大は開始から激しいディフェンスでリズムを掴む。対する明治大は#23川崎、#9北向の3Pで応戦する。しかし高さに勝る東海大は、#10井上のオフェンスリバウンドからの得点で加点。インサイドを支配された明治大はファウルもかさみ序盤から苦しい展開。34−22、東海大が12点リードして第2ピリオドへ。
 
   第2ピリオドに入っても東海大優勢が続く。#15竹内を基点としたパスワークで明治大ディフェンスを翻弄。確実に得点を重ねていく。明治大はゾーンディフェンスとダブルチームで流れを引き寄せにかかるが、東海大は#7内海のミドルシュート、#5阿部、#00石崎のドライブなどで安定感抜群のオフェンスをみせる。東海大は第2ピリオド残り1分には20点差をつけ明治大を追い詰める。57−37、東海大が20点のリードを保ったまま前半を終える。
 
   第3ピリオド、前半よりもディフェンスのプレッシャーを強めて喰らいつきたい明治大。しかし明治大のゾーンディフェンスに対して東海大は#7石崎の連続3Pシュートで攻略。明治大につけいる隙を与えない。さらに東海大は#10井上、#15竹内がインサイドを完全に支配し、明治大は苦しい展開。東海大の激しいディフェンスに明治大の3Pシュートも確率が落ちてくる。85−47、東海大が大量リードを持ったまま第4ピリオドへ。
 
   第4ピリオド、メンバーを落とした東海大だが勢いは止まらない。#29嶋田のリバウンドなどで追いすがる明治大に流れを渡さない。明治大も#23川崎、#15金丸の3Pシュートで意地を見せるがタイムアップ。95−71、東海大が安定した試合運びで明治大に快勝した。
 
 

山口 恭平 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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