ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第一体育館 Aコート
試合区分: No.121 男子 2回戦
開催期日: 2006(H18)年11月22日(水) 主審: 梅本 哲三
開始時間: 17:00 副審: 飯塚 勝


慶應義塾大

( 関東2位 )

106

 
24 -1st- 15
18 -2nd- 11
29 -3rd- 13
35 -4th- 21
 

60


筑波大

( 関東9位 )

関東9位の筑波大と関東2位の慶應義塾大の対戦、慶應義塾大は#7竹内(公)を徹底的にマークされるが、変わりにアウトサイドの#4酒井や#15小林が大量得点し、開始から優位に試合を運ぶ。対する筑波大は慶應義塾大のディフェンスを前にし、なかなか得点することができない。最後まで慶應義塾大が流れを譲らず106-60の大差で勝利した。
 
   第1ピリオド、序盤は慶應義塾大が#15小林の得点でリードするが、対する筑波大も#7吉田が連続で3Pシュートを決め食い下がる。中盤以降、筑波大がまたもや#7吉田の3Pシュートで追い上げると、残り1分30秒に#6畑田のジャンプシュートで15-15の同点とする。ところがその後、慶應義塾大が怒涛の攻撃を見せる。#4酒井の3Pシュートや#7竹内(公)のインサイドプレイで一気に9得点を挙げ24-15の9点差で第2ピリオドへ。
 
   第2ピリオド、序盤は筑波大が追い上げる。#14高橋が2連続でミドルシュートを決め22-28とする。筑波大に流れが傾いたかと思われたが、直後に慶應義塾大#4酒井がゴール下でねじ込み、筑波大の流れを断ち切る。その後、筑波大は慶応義塾大#7竹内(公)を徹底的にダブルチームでマークし、ゴール下で仕事をさせないが、代わりにアウトサイドで#4酒井や#15小林に大量得点され差は開く一方。42-26の慶應義塾大16点リードで後半へ。
 
   第3ピリオド、終始、慶應義塾大が優位に試合を展開する。オフェンスリバウンドをから得たセカンドチャンスを確実にものにし#4酒井、#7竹内らを中心に加点していく。対する筑波大は、慶應義塾大ディフェンスのプレッシャーに押され、バランスの崩れたシュートを打たされる。強引なシュートはことごとくリングに嫌われ、更に差が広がっていく。このピリオドを29-13で終え、71-39の慶應義塾大32点リードで第4ピリオドへ。
 
   第4ピリオド、慶應義塾大は攻撃の手を緩めず#4酒井の3Pシュートや#15小林のドライブからの得点などで、開始4分で一気に14得点を挙げる。その間、筑波大は2得点しかできず45-85の40点差がつく。食い下がりたい筑波大はショットインプレスを仕掛けるが、慶應義塾大ガード陣に突破され効果は薄い。残り5分、慶應義塾大#7竹内(公)が速攻からとどめのダンクシュートを叩き込み90-45とする。その後も慶應義塾大は控え選手らが活躍し16得点を挙げる。筑波大も#6畑田や#7吉田らの奮闘で15得点するが、40点以上の大差の前にはどうすることもできず106-60で慶應義塾大が勝利した。

中野 嗣久 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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