ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第一体育館 Aコート
試合区分: No.119 男子 2回戦
開催期日: 2006(H18)年11月22日(水) 主審: 大家 一
開始時間: 15:20 副審: 加藤 秀典


京都産業大

( 関西1位 )

92

 
31 -1st- 13
18 -2nd- 13
21 -3rd- 18
22 -4th- 25
 

69


大阪商業大

( 関西3位 )

ベスト8をかけた京都産業大と大阪商業大との関西同士の一戦。関西リーグでは京都産業大78-83大阪商業大という結果だがインカレでは、京都産業大がリベンジを果たす形となった。試合は終始、京都産業大ペースで流れていたが要所でミスが目立ち最後まで気の抜けない京都産業大に対して、流れを掴めそうで掴めなかった大阪商業大が追い上げもむなしくベスト8を逃した。京都産業大は18年ぶりのベスト4入りの目指す。
 
   第1ピリオド、大阪商業大#6石原が3連続得点で勢いづく。対する京都産業大は#4濱田の1on1で攻めるがシュートが入らず我慢の時間が続く。ここで離したい大阪商業大は#11山城が果敢にシュートを放つも京都産業大#9菅谷の高さに対して攻めきれない。すると流れが京都産業大に傾く。#8坂本の1on1や#9菅谷のゴール下でもっらた8本のフリースローを全て決め徐々に大阪商業大を引き離す。大阪商業大は流れを変えようとメンバーチェンジを繰り返す。さらに、ディフェンスを激しくするがファウルがかさむばかりで点差が詰まらない。31-13と京都産業大が大量リードで第2ピリオドへ。
   
   第2ピリオド、京都産業大のオフェンスが噛み合わなくなる。ターンオーバーを繰り返しイライラがたまる。すると残り8分11秒に#4濱田がアンスポーツマンライクファウルを取られ、嫌なムードに。大阪商業大もシュートが入らず、両チーム共に苦しい展開へ。その後、京都産業大は#4濱田にボールを集めるがリングに嫌われてしまい得点することが出来ない。次第に流れが良くなる大阪商業大は、#8三好のゴール下でディフェンスを中に引き付けると#5奥野が3Pシュート沈め流れを掴む。しかし、後が続かない。49-26と大阪商業大が少し引き離され前半終了。
 
   第3ピリオド、京都産業大は#9菅谷、#14田代にボールを集めインサイド勝負を展開する。すると、リバウンドからの速攻が連続で決まり勢いづく。何とか追いつきたい大阪商業大は自分たちのバスケットが出来ず思うように得点することが出来ない。ディフェンスをオールコートプレスに変え巻き返しを図る。それが功を奏し、京都産業大のミスが目立ってくる。#16千葉が3回連続でパスミスを繰り返し大阪商業大を勢い付かせる。しかし、大阪商業大も乗り切れないまま第3ピリオド終了。70-44と京都産業大が少し点差を広げる。
 
   第4ピリオド、京都産業大#16千葉のパスミスで流れが傾く。#14田代が1on1を仕掛けるが思うように得点できない。対する大阪商業大は#5奥野が#20奥本へのアシスト、力強いリバウンドと追い上げの基点となる働きでチームを引っ張る。しかし京都産業大#4濱田の1on1を止めることが出来ない。残り3分オールコートプレスをしき追い上げるが逆転までには至らない。92-69と結果的に大量リードを保ち京都産業大が勝利した。

藤井 祐馬 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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