ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第一体育館 Bコート
試合区分: No.116 男子 1回戦
開催期日: 2006(H18)年11月21日(火) 主審: 清水 幹治
開始時間: 18:40 副審: 加川 真


京都産業大

( 関西1位 )

85

 
24 -1st- 21
25 -2nd- 24
17 -3rd- 15
19 -4th- 20
 

80


中央大

( 関東13位 )

関東13位の中央大と関西1位の京都産業大との一戦。中央大は#17小野を中心に攻めを展開し、1on1、リバウンドとほとんどの点に絡む活躍をみせた。京都産業大は#9菅谷の高さの利を生かした攻めや、#4濱田の能力の高い1on1で得点を重ねていった。試合は序盤から京都産業大がリードを保つが、一瞬たりとも目の離せない一進一退の攻防戦が繰り広げられた。結果80-85と接戦を制した京都産業大がベスト8入りの挑戦権を獲得した。
 
   第1ピリオド、中央大は京都産業大#9菅谷の高さに対して攻める事が出来ず攻め手が無くなる。対する京都産業大は中では#9菅谷がゴール下で得点し外では#4濱田の1on1、#5立石の3Pシュートとリズム良く加点していく。残り2分を切ってから中央大オフェンスが噛み合ってくる。#17小野の力強い1on1をきっかけに#9富田、#10田原が3Pシュートを決め追い上げる。終了間際にも#5馬場がミドルシュートを決め21-24と3点リードされているものの流れは中央大で第2ピリオドへ。
 
   第2ピリオド、京都産業大#4濱田のシュートが連続で入り勢いを増す。さらに3Pシュート、ミドルシュートと立て続けに沈め7点差まで広げる。がしかし、中央大も食らいつく。#17小野の1on1、3Pシュート#10田原の3Pシュートで応戦し引き離しを許さない。流れを掴んだ京都産業大は、その後も高確率のアウトサイドシュートで加点し続ける。9点差を付けられた中央大は焦りからかパスミスを連発してしまうが#17小野が確実に得点を重ね45-49と4点差で前半を折り返す。
 
   第3ピリオド、両チーム点の取り合いとなる。京都産業大は#4濱田の1on1、#8村上の3Pシュートと立て続けに決めると、中央大は#17小野のゴール下、1on1で追い上げていく。残り5分をきって京都産業大がさらに勢いを増す。#4濱田のシュートが連続で決まり中央大を引き離す。しかし、今まで攻守共にゴール下を守ってきた京都産業大#9菅谷が4つ目のファウルでベンチへ。さらに、#4濱田も3つと厳しい状態に。60-66と京都産業大リードで最終ピリオドへ。
 
   第4ピリオド、京都産業大オフェンスのリズムが良くなる。#15菊地が2本連続でシュートを決めると#5立石が1on1を仕掛け中央大を引き離しにかかる。対する中央大は#17小野のボールを集め攻め込むもシュートが入らない。残り5分、京都産業大#8坂本が5つ目のファウルで退場。暗雲が立ち込める。#17小野のリバウンドからの速攻が連続で決まると流れが一変する。さらに外からは#9富田が3Pシュートを決め5点差に。しかし、中央大の猛追も及ばず80-85で京都産業大が勝利した。

藤井 祐馬 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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