ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第一体育館 Aコート
試合区分: No.115 男子 1回戦
開催期日: 2006(H18)年11月21日(火) 主審: 白川 一樹
開始時間: 18:40 副審: 小野寺 浩


大阪商業大

( 関西3位 )

86

 
17 -1st- 21
28 -2nd- 23
23 -3rd- 13
18 -4th- 23
 

80


早稲田大

( 関東5位 )

インカレ三日目、関東5位の早稲田大と関西3位の大阪商業大との一戦は、序盤から拮抗した試合展開となり、目の離せない試合内容となった。大阪商業大が試合の主導権を握り続け、徐々に得点差を広げていく。第4ピリオドに入り大阪商業大はファウルトラブルに陥り、早稲田大にフリースローを与えてしまい、点差を詰められてしまう。早稲田大はそのままファウルゲームに持ち込むが、大阪商業大はフリースローを確実に沈め、85-80と大阪商業大が逃げ切った。
 
   第1ピリオド、序盤は早稲田大ペース。早稲田大#5田上のインサイドプレイによる得点、#9近森のシュートが要所で決まり、大阪産業大を引き離そうとする。しかし、大阪商業大も着実に得点していき、第1ピリオド残り十数秒で大阪商業大#4守谷のレイアップシュートがバスケットカウントとなり、早稲田大に追いすがる。21-17と早稲田大が4点リードで第1ピリオド終了。
 
  第2ピリオド、点差を広げ、拮抗した試合展開から早く抜け出したい早稲田大だが、試合の主導権をなかなか掴むことができない。対する大阪商業大は#11山城がその巨体を生かし、リバウンド・アシストとコートを縦横無尽に駆け回り、大阪商業大に勢いを与える。さらに大阪商業大#10高江州が3Pシュートを沈め、早稲田大を追い詰めていく。残り8秒、大阪商業大#11山城の放った3Pシュートはエアボールとなってしまうものの、大阪商業大#7徳永がオフェンスリバウンドをもぎ取りそのままシュート。これが決まり、この試合初めて大阪商業大がリードを奪う。45-44と大阪商業大リードで前半が終了。
 
  第3ピリオド、大阪商業大#11山城が立て続けにファウルをしてしまい、パーソナルファウルが4つとなりベンチへ下がってしまう。早稲田大は#12加藤のフリースローなどで得点していき、点差を詰めるが、大阪商業大は#10高江州が連続得点するなど早稲田大を突き放す。早稲田大はターンオーバーを連発し、大阪商業大に試合の流れを引き渡してしまう。
 
  第4ピリオド、大阪商業大は#7徳永・#5奥野の得点などで得点差をさらに広げようとするものの、ファウルを立て続けにしてしまい、早稲田大に大量のフリースローを与えてしまう。徐々に点差を詰める早稲田大は残り1分、#4岩隈・#13木下の得点で77-73とその差を4点とし、追い上げをはかる。さらにその後早稲田大は点差を2点差にまでつめより、早稲田大が逆転するかと思われたが、残り20数秒、大阪商業大#7徳永が値千金のレイアップシュートをきめ、81-77とその差を4点とする。早稲田大はファウルゲームを仕掛けるものの、大阪商業大は確実にフリースローを沈め、結局86-80と大阪商業大が逃げ切り、勝利を収めた。

赤川 恭平 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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