ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第一体育館 Bコート
試合区分: No.114 男子 1回戦
開催期日: 2006(H18)年11月21日(火) 主審: 須黒 祥子
開始時間: 17:00 副審: 徳田 浩治


大阪学院大

( 関西2位 )

73

 
12 -1st- 18
15 -2nd- 20
18 -3rd- 18
28 -4th- 12
 

68


徳山大

( 中国2位 )

開始から徳山大がインサイド、アウトサイドへといいオフェンスを見せる。それに対して大阪学院大はマンツーマンディフェンスとゾーンディフェンスを使い分け、状況に応じて戦略を変えて守った。前半は徳山大が連続3Pシュートで得点していきリードする。しかし後半、大阪学院大はオールコートのプレスディフェンスをしかけ、一気に徳山大のリズムを崩す。一時は20点差あった点をひっくり返す猛攻撃を見せ、第4ピリオド残り1分で逆転。73-68と劇的な大逆転で、一勝を勝ち取った。
 
   第1ピリオド、徳山大は#10ソウのポストプレイで、大阪学院大も#4柳原のポストプレイで得点していく。しかし大阪学院大はターンオーバーにより徳山大にチャンスを与えてしまい、点差が開いてしまう。18-12と徳山大が6点リードで第1ピリオド終了。
 
   第2ピリオド、点差は縮まらず一進一退の攻防が続く中、大阪学院大がゾーンをしかける。徳山大はゴール下での仕事をさせてもらえず、逆に大阪学院大は#4柳原のシュートが決まり、同点とする。しかし、徳山大#5永尾の連続3Pシュートが決まり、38-27と徳山大が11点リードで前半終了。
 
   第3ピリオド、徳山大はピリオド開始5分間で更に点差を離し、20点差とする。しかし、大阪学院大はディフェンスをマンツーマンからオールコートのプレスディフェンスに変更。この戦略が功を奏し、20点差あったリードをみるみるうちに縮めていく。56-45と、徳山大との点差を11点差とし、第4ピリオドにつないだ。
 
   第4ピリオド、大阪学院大は第3ピリオドに効果があったオールコートでのプレスディフェンスを初回からしかけてくる。徳山大は攻めようとするも思うように攻めれず、ターンオーバーを連発してしまい、大阪学院大の戦略にはまってしまう。点差は縮まっていき、残り1分には大阪学院大#17濱中の連続得点により逆転。徳山大は最後まで反撃することが出来ず、73-68と大阪学院大が逆転勝利を手にした。

重森 一訓 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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