ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第一体育館 Aコート
試合区分: No.113 男子 1回戦
開催期日: 2006(H18)年11月21日(火) 主審: 渡邊 論
開始時間: 17:00 副審: 守谷 圭介


日本体育大

( 関東6位 )

78

 
20 -1st- 20
26 -2nd- 13
23 -3rd- 13
9 -4th- 16
 

62


福岡大

( 九州2位 )

インカレ3日目、九州2位の福岡大と関東6位の日本体育大との一戦。序盤こそ拮抗した展開が続くも、地力に勝る日本体育大が相手のミスを誘っての速攻から流れをつかみ、リードを広げていく。日本体育大の連続得点に対して、福岡大も#4下田や#6上野の巧みなステップからのシュートでなんとか食らいついていこうとするが、ディフェンスで日本体育大のアウトサイド陣をフリーにしてしまい、#27眞庭や#3八坂に3Pシュートを決められてしまう。結局、78-62と日本体育大が大差で勝利した。
 
   第1ピリオド、福岡大#6上野のゴール下で先制する。対する日本体育大は、速い展開で得点する。どちらも流れをつかむことができないまま試合は進んでいく。残り4分には、福岡大#5楠本の3Pシュートで14-13と逆転するも、ファウルトラブルに陥り日本体育大にフリースローを与えてしまう。互いに譲らぬまま20-20の同点で第1ピリオドを終える。
 
   第2ピリオド、#5楠本の3Pシュートで勝ち越すも、日本体育大が1on1で仕掛けていき、接戦が続く。しかし残り5分、日本体育大が#15宮村(徹)のシュートで30-25と抜け出すと福岡大はタイムアウトを請求する。しかし、ここから日本体育大が流れをつかみ、速攻を続けて一気に2桁点差とする。福岡大はこの流れを断ち切ることができぬまま、46-33と日本体育大リードで前半終了。
 
   第3ピリオド、福岡大は前半でついた点差を詰めようとゾーンディフェンスを敷く。しかし、日本体育大の速いパス回しに翻弄されなかなか思うようにいかない。ようやく#4下田や#5楠本が苦しい体勢からのシュートを決めても、すぐに日本体育大が速攻で返し、点差は逆に開いてしまう。残り3分には62-39と日本体育大が試合の大勢を決してしまう。得点の止まっていた福岡大が#5楠本のシュートで点差を縮めようとするが、69-46と日本体育大の大量リードで最終ピリオドへ。
 
   第4ピリオド、日本体育大はファウルを続けて犯し、#20田中がファウルアウトしてしまう。福岡大はこのフリースローを決めるが、フィールドゴールの確率が悪く、差を詰めていくことができない。それに対し、日本体育大は控えのメンバーを次々と出場させ、残り1分には全員出場を果たす。78-62と日本体育大が順当に初戦を突破した。

平井 悠斗 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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