ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第一体育館 Aコート
試合区分: No.111 男子 1回戦
開催期日: 2006(H18)年11月21日(火) 主審: 井上 友幸
開始時間: 15:20 副審: 大谷 英紀


法政大

( 関東7位 )

89

 
24 -1st- 14
16 -2nd- 24
23 -3rd- 12
26 -4th- 18
 

68


金沢工業大

( 北信越1位 )

関東7位の法政大と北信越1位の金沢工業大の対戦。体格、能力で優位に立つ法政大は得意の1on1から着々と得点していく。金沢工業大はパスが良く回り、#7塩谷、#9寺井などを中心にランニングプレイなどで対抗する。前半は金沢工業大が北信越チャンピオンの意地を見せ互角の戦いを見せる。試合は後半、法政大がディフェンスを強めると金沢工業大はミスを連発。法政大が速攻で一気に畳み掛け金沢工業大を振り切り、2回戦へと進んだ。
 
  第1ピリオド、体格に勝る法政大は、#3高久、#5神津のインサイドを中心に着実に加点していく。対する金沢工業大は、#9寺井がゴール下で奮闘し、譲らない。しかし中盤、リードしている法政大からオールコートゾーンプレスをしかけると、金沢工業大はターンオーバーを連発してしまう。法政大#8高崎の3Pシュートなどでリードを広げ、24-14の二桁点差として第1ピリオド終了。
 
  第2ピリオド、金沢工業大は速いパス回しから法政大ディフェンスを崩し、#7塩谷の得点などでじわじわと法政大を追い上げる。法政大は#3高久が3つ目のファウルを犯してしまいベンチに退く。金沢工業大の勢いは止まらず、ピリオド終盤には一時逆転に成功する。しかし、すぐさま法政大#23信平が3Pシュートを決め返し、40-38と再逆転して2点のリードを得て前半を終了する。
 
  第3ピリオド開始早々、金沢工業大#7塩谷のバスケットカウントで同点となる。その後一進一退の攻防が続き、#9寺井の得点などで金沢工業大が一時リードする形となる。しかし終盤、法政大はディフェンスから立て直しにかかる。プレッシャーを強め、スティールを連発。そこから速攻へつなげ一気にスコアを積み上げていき、金沢工業大を突き放しにかかる。金沢工業大はゾーンディフェンスを敷くなどしてなんとかリズムを変えにかかろうとするが効果は薄く、63-50と法政大がリードを広げて第3ピリオド終了。
 
  第4ピリオド、なんとかビハインドを取り返したい金沢工業大は#7塩谷が中、外と奮闘する。しかし法政大のオフェンスを止めることができず、点差は縮まらない。法政大は#9高橋や#64佐々木が連続してバスケットカウントを決めるなど、ベンチスタートのメンバーも活躍し89-68で勝利した。

佐藤 将之 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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