ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第一体育館 Bコート
試合区分: No.108 男子 1回戦
開催期日: 2006(H18)年11月20日(月) 主審: 小林 洋輔
開始時間: 18:40 副審: 吉橋 雅一


浜松大

( 東海1位 )

79

 
23 -1st- 17
23 -2nd- 23
21 -3rd- 21
12 -4th- 15
 

76


札幌大

( 北海道1位 )

インカレ二日目、男子第六試合は第一回戦東海一位の浜松大と北海道一位の札幌大の対戦となった。序盤から、浜松大#21ジェイと#14高村のインサイド陣を中心に攻撃を展開する浜松大に対し、札幌大は速い展開からの3Pシュートやスクリーンオフェンスで得点を重ねる。両チームの実力は均衡し、点差が一桁のまま進む接戦となった。第1ピリオド始めにリードした浜松大が、何度か札幌大の猛攻に迫られながらも終始リードを譲らず、79-76で勝利した。
 
   第1ピリオド、浜松大#14高村がフェイダウェイシュートを決め先制、接戦の幕が開く。浜松大は#21ジェイを中心に攻撃を展開し、#19大石が切れのあるドライブと鋭いパスでオフェンスを組み立てる。一方、札幌大は#14牧が序盤から2アシストに、巧みなフックシュートで浜松大#21ジェイをかわしてシュートを決める活躍で奮闘する。さらに、札幌大は速攻など速い展開で得点するが、浜松大#14高村がインサイドプレイで粘りを見せ浜松大がリードする。第1ピリオドは23-17の浜松大リードで終了する。
 
   第2ピリオド、浜松大は#21ジェイが豪快なダンクシュートを決め、札幌大を高さで圧倒する。対する札幌大は、#8山本がミドルポストからのドライブで得点を重ねる。札幌大はディフェンスを2-3ゾーンに変えリズムに変化を持たせようとする。しかし、浜松大は#21ジェイがファウルがかさみベンチに下がるものの、#14高村がインサイドで強さを見せ点差が変わらないまま46-40で前半終了。
 
   第3ピリオド、札幌大は#4阿部と#10下澤の3Pシュートが連続で決まり、一気に点差を縮めるが追いつくには至らない。お互いファウルがかさみ、両チーム共にフリースローで得点を重ねていく。札幌大は、点差を縮めるがなかなか浜松大を捕まえることが出来ず、浜松大#14高村のシュートなどで点差を戻されてしまう。67-61と浜松大のリードは6点差と変わらず最終ピリオドを迎える。
 
   第4ピリオド、両チームともにシュートが決まらず、得点が伸びないまま試合が進む。中盤、浜松大はゾーンを敷き逃げ切りを図るが、札幌大も#4阿部の3Pシュートで喰らいつく。終盤になると浜松大はオフェンスでミスが続きシュートまでいけなくなるが、札幌大もシュートをきっちりと決めきれず点差は変わらない。このまま浜松大がリードを守りきり、79-76で試合終了。点差の伸び縮みはあったものの、最後まで一度も試合の主導権を譲らなかった浜松大が逃げ切り、勝利を収めた。

西堀 一幹 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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