ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第一体育館 Aコート
試合区分: No.105 男子 1回戦
開催期日: 2006(H18)年11月20日(月) 主審: 本多 芳隆
開始時間: 17:00 副審: 加川 真


筑波大

( 関東9位 )

92

 
19 -1st- 17
29 -2nd- 16
17 -3rd- 15
27 -4th- 31
 

79


九州産業大

( 九州1位 )

九州の王者の九州産業大と、関東2部リーグ優勝の筑波大の一戦。試合開始、両者一歩も譲らない攻防となる。しかし、第2ピリオド九州産業大は、筑波大のディフェンスに対しターンオーバーが続く。その間に筑波大が一気に流れを掴み、15点差をつけて前半を終える。後半九州産業大は3Pシュートを狙うが決まらず、単発の攻めに終わる。第2ピリオドの差を詰めることができず、九州産業大のミスを攻め流れをつかんだ筑波大が92−79で勝利、2回戦進出を決めた。
 
  第1ピリオド、筑波大#4小松が先制する。九州産業大はゾーンディフェンスをしき、オフェンスでは#11朱がゴール下でファウルを誘う。中盤、両者得点が止まるが九州産業大#8入江のスティールからの速攻で再び得点が動き出し、両者競り合いが続き19−17で終了。
 
  第2ピリオド、筑波大がリズムに乗り得点を決める。九州産業大はファウルがかさみ、#4小松が連続でフリースローを得て加点する。対する九州産業大は、持ち味である素早いパス回しを狙われ攻めあぐみ、シュートまで持ち込めない場面が続く。残分3、九州産業大はタイムアウトを取り流れを取り戻そうとする。しかし筑波大#7吉田が2連続で3Pシュートを決めさらに差をつけ、筑波大の15点リードで前半を終了する。
 
  第3ピリオド、追い上げたい九州産業大。#11朱がリバウンドを取り#12川本らアウトサイドの選手が3Pシュートを狙うがことごとくリングに嫌われる。#14藤江が連続で得点するが、対する筑波大も素早いパス回しからシュートチャンスを作り確実に決め互角の戦いとなり、差は縮まらない。
 
  第4ピリオド、九州産業大はオールコートディフェンスで勝負をかける。粘り強いディフェンスから本来のプレースタイルを取り戻し、14藤江・#10加納がこのピリオドで2本ずつ3Pシュートを決める。しかし、残分4ゴール下で攻守共に力を発揮した#11朱が5ファウルで退場、続いてキャプテン#4千々岩も退場となる。筑波大は#12中務の高い身体能力を生かしたプレイなどで、九州産業大の追い上げに動じることなく得点を重ね、勝利した。
   

森 たかね (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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