ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第二体育館 Aコート
試合区分: No.136 男子 決勝
開催期日: 2007(H19)年12月02日(日) 主審: 星河 良一
開始時間: 16:00 副審: 平原 勇次


青山学院大

( 関東1位 )

75

 
28 -1st- 10
7 -2nd- 20
24 -3rd- 23
16 -4th- 17
 

70


法政大

( 関東6位 )

関東1位青山学院大と関東6位法政大の決勝戦。序盤、青山学院大が18点ものリードを付け、このまま逃げ切るかと思われたが第2ピリオド以降、#23信平のスティール、#27福田(侑)の3Pシュート等で流れを引き戻した。青山学院大は得意のトランジションバスケットを展開し得点を重ねていく。後半に入り、法政大はシュート率が上がり、要所でシュートを決めたものの、青山学院大#8荒尾のインサイドを最後まで止める事ができず、75-70で試合終了。青山学院大は7年ぶり2回目の優勝を決め、関東リーグに続き2冠を達成した。
 
  第1ピリオド、法政大#23信平が3Pシュートのファウルで得たフリースローで先制すると、#91落合がゴール下で踏ん張り得点していく。対する青山学院大#8荒尾のインサイド、#10小林の速攻で加点し法政大を引き離していく。何とか得点したい法政大は、#91落合がシュートを放つも入らない。最後まで青山学院大のペースは変わらず28-10とリードを保ち第1ピリオド終了。
 
  第2ピリオド、法政大#92福田(大)の3Pシュートで加点すると、青山学院大は#8荒尾が決め返し法政大の追い上げを許さない。残り5分、法政大#64佐々木のスティールから#5神津がバスケットカウントを決め、追い上げムードに。更に相手のミスにも助けられ点差を縮めることに成功。青山学院大は流れを変えようとメンバーチェンジを繰り返すが、一度狂った歯車はなかなか戻らない。35-30と青山学院大が点差を縮められ前半終了。
 
  第3ピリオド、青山学院大は#15広瀬の速攻や#1熊谷のオフェンスリバウンドで徐々に得点していく。対する法政大は#91落合のインサイドに加え、5本の3Pシュートで1点まで縮める事に成功。すると青山学院大もシュートが入り出し逆転を許さない。その後、青山学院大はインサイド、法政大はアウトサイドで加点していく。終了間際、青山学院大#10小林のアシストから#8荒尾のシュートが決まり、59-53と6点差にしたところで終了。勝負は最終ピリオドへ。
 
  第4ピリオド、法政大のシュートが入らなくなる。#27福田(侑)が果敢にシュートを狙うもなかなか決まらない。その間に青山学院大は#1熊谷のゴール下や#12渡邊の3Pシュートで11点差まで広げる。流れを変えたい法政大はタイムアウトを請求。空けて#64佐々木が3Pシュートを決め少しづつ点差を縮めていく。残り11秒、4点差の状況、法政大#27福田(侑)が3本のフリースローを得る。その内2本を決め、オフェンスリバウンドを取り3Pシュートを打つも決まらない。直後のプレイで#23信平がアンスポーツマンライクファウルを取られ5点差とされるとそのままタイムアップ。75-70と青山学院大が勝利した。

藤井 祐馬 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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