東海1位の愛知学泉大と関東4位の早稲田大の5・6位決定戦。早稲田大はセンター陣の幅広いプレイでオフェンス、愛知学泉大はガード陣の果敢なカットインで攻撃する。両チームともミドルシュートを多発する。しかし、シュート率の差が僅かにリードした愛知学泉大が73-69で大勝利した。この試合の結果により、5位愛知学泉大、6位早稲田大となった。
第1ピリオド、早稲田大は#8杵鞭のインサイドを中心にオフェンスを組み立てる。それに誘発され、#8杉山が2ファウルとなる。さらに#4鶴本のアシスト、#7大西のミドルシュートなどもあり、リズム良く得点する。一方の愛知学泉大は早稲田大の激しいディフェンスに攻めあぐねるものの、強引にシュートをねじ込む。さらに3Pシュートが多く入ったこともあって早稲田大に食らい付き、拮抗したゲーム展開となる。18-17の学泉大リードで第1ピリオド終了。
第2ピリオド、出だし早稲田大は#14柴田のカウンターからのカットインや#7大西のミドルシュートなどでリードするも、愛知学泉大は得意のオールコートプレスから一気に逆転する。しかし、早稲田大の速い展開で走りあいに勝てず、また早稲田大にリードを許す。1秒たりとも目が離せないシーソーゲームとなり、34-34の同点で第2ピリオド終了。
第3ピリオド、愛知学泉大は#4本山を筆頭に3Pシュートを連発し、その多くを決めて点差は広がる。途中、#8杉山が4ファウルとなってしまいベンチに下がるも、交代した#7刑部が直ぐにスティールからレイアップを決めるなど、仕事をきっちり果たし、リズムが良くなる。早稲田大も負けじと#14柴田が1on1で得点するも僅かに点差が開き、53-48で愛知学泉大リード。
第4ピリオド、開始して直ぐに早稲田大のミドルシュートが決まり、さらに#14柴田のバスケットカウントで同点、5点差を一気に詰める。愛知学泉大は#5野口が果敢にカットインし、早稲田大を突き放そうとするが点差はあまり動かない。試合が動いたのは残り3分を過ぎた頃。愛知学泉大のミドルシュートが入りだし、残り2分で5点差、早稲田大のタイムアウトとなる。オフェンスリバウンドで粘る早稲田大は気迫で、愛知学泉#4本山のシュートを誘い、残り10秒でワンゴール差まで詰め寄る。しかし、愛知学泉大は崩れることはなくきっちりボールをキープし、冷静にフリースローを沈め、愛知学泉大が73-69で勝利した。
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