ゲームレポート
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開催場所: 名古屋市千種スポーツセンター Aコート
試合区分: No.233 女子 7位決定戦
開催期日: 2007(H19)年11月25日(日) 主審: 水原 規恵
開始時間: 10:00 副審: 井上 友幸


鹿屋体育大

( 九州1位 )

80

 
12 -1st- 21
12 -2nd- 18
24 -3rd- 17
22 -4th- 14
 

79


山形大

( 東北1位 )

インカレ7位の座を賭けた鹿屋体育大と山形大の一戦。出だし、鹿屋体育大はシュートが決まらず、リズムが掴めない。その間に山形大が#4関内の3Pシュートを中心に点差を広げていく。しかし、鹿屋体育大は第3ピリオドでいい出だしを切り、調子を取り戻し始めると、#7小池、#11出岐の3Pシュート、#10池上のミドルシュートを中心に一気に山形大との差を詰めていく。第4ピリオド終了間際に鹿屋体育大#5横山がフリースローで同点にして延長戦へと持ち込む。延長戦は最後までどちらが勝ってもおかしくないシーソーゲームとなる。鹿屋体育大が80-79の接戦を制し、7位、鹿屋体育大学、8位山形大学が決定した。
 
  第1ピリオド、中盤までは両チーム互角の戦いが繰り広げられる。しかし終盤、鹿屋体育大はシュートが決まらず得点が伸びない。#11出岐が果敢に攻め込み、苦しいながらもなんとか対抗する。対する山形大は#4関内がいい調子で3Pシュートを決めていき、徐々に点差を広げていく。21-12の山形大リードで終了。
 
  第2ピリオド、山形大が相手のディフェンスの裏を突くなど、いい形で得点していき、点差を広げていく。#8坪谷が速攻からバスケットカウントを決めると鹿屋体育大はたまらずタイムアウト。その後、鹿屋体育大はオフェンスリバウンドで粘りを見せ始めるが、その後のセカンドチャンスをものに出来ず、リズムを立て直すことが出来ない。39-24の山形大リードで前半終了。
 
  第3ピリオド、鹿屋体育大は開始直後の#4吉田の1on1からの得点をきっかけに、ようやく調子を取り戻す。上手く中と外を利用し、#7小池、#10池上、#11出岐らが得点していき、一気に3点差まで詰め寄る。山形大は#4関内が外からシュートを打つも決まらず、オフェンスのリズムが崩れだす。#9佐藤がインサイドで粘りを見せ、56-48の山形大リードで終了。
 
  第4ピリオド、出だし、山形大がミスから入ったのに対し、鹿屋体育大はまたも#10池上の1on1でいいスタートを切る。中盤、その#10池上がドライブからバスケットカウントを決め、フリースローで同点に。#11出岐がテイクチャージを奪って、その流れに乗りついに逆転。山形大も#4関内の3Pシュートと#9佐藤のインサイドで得点していき再びリードを奪い返す。残り1分、鹿屋体育大#7小池が3Pシュートを決め逆転するが、山形大#7も入れ替えし、山形大が1点リード。鹿屋体育大#5横山が残り2秒でフリースローを1本決め、70-70の同点として終了。延長戦へ。
 
  延長戦、最後まで入れては入れ返すの点の取り合いとなる。鹿屋体育大は#11出岐の3Pシュート、山形大は#9佐藤の力強いインサイドプレイを中心に得点する。残り6秒で鹿屋体育大が1点リードという場面で、山形大#8坪谷がフリースローの権利を得る。しかし、ボールは2本ともリングにはじかれ、鹿屋体育大がリバウンドをものにし、80-79で鹿屋体育大が勝利した。

江尻 志乃 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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