ゲームレポート
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開催場所: 名古屋市千種スポーツセンター Aコート
試合区分: No.231 女子 準決勝
開催期日: 2007(H19)年11月24日(土) 主審: 野口 浩正
開始時間: 14:20 副審: 栗山 春美


大阪人間科学大

( 関西3位 )

62

 
17 -1st- 14
11 -2nd- 13
14 -3rd- 9
20 -4th- 15
 

51


拓殖大

( 関東2位 )

関東2位拓殖大と関西2位大人科大の決勝進出をかけた1戦。第1ピリオドは、インサイド対決となり両者一歩も譲らない攻防を展開する。第1ピリオド、大人科大は#11玉井の3Pシュートでわずかにリードする。続く第2ピリオドでは、大人科大のターンオーバーが続き、拓殖大はそこにつけこみ、攻め込む。大人科大は苦しみながらもオフェンスリバウンドで粘って加点し、1点リードで前半を終えた。後半、大人科大が堅いディフェンスで拓殖大のインサイドを抑える。拓殖大はゾーンディフェンスを敷くなど策を練るが、大人科大は落ち着いて外角のシュートを決めて6点差をつける。最終ピリオドでは、拓殖大が最後の反撃を見せる。#10趙がファウルを誘い、#11小川がシュートを決める。しかし、大人科大は#10川原が気迫あふれるプレイで攻め続け、粘る拓殖大を振り切り62-51で決勝進出を決めた。
 
  第1ピリオド、拓殖大は開始直後に#11小川の3Pシュートで先制、#10趙にボールを集めて攻めていく。大人科大も#9岳がゴール下でシュートをねじ込み、インサイド対決となる。終盤、拓殖大はターンオーバーで大人科大にチャンスを与えてしまう。大人科大は#10川原のアシストから#7佐藤がシュートを沈め、同点となる。さらに#11玉井が3Pシュートを決め14-17、大人科大が1歩リードし終了。
 
  第2ピリオド、大人科大がパスミスを連続で犯してしまう。拓殖大はそのミスを逃さず、#8森のワンマン速攻など連続得点する。しかし大人科大はミスを取り返すように激しいディフェンスで粘り、ブロックショットを連発して流れを渡さない。両チームともオフェンスリバウンドからゴールにねじ込み、点の取り合いとなるが、終盤に拓殖大のファールがかさみ、大人科大が1点リードし28-27で終了。
 
  第3ピリオド、拓殖大は大人科大の堅いディフェンスに苦しむ。インサイドにボールが入らず、シュートまで持ち込めない。一方大人科大の#7佐藤が3Pシュートから連続得点し、勢いに乗る。流れを切りたい拓殖大は、残り2分タイムアウトを請求。ゾーンディフェンスに切り替えるが、大人科大は#11玉井が正確に3Pシュートを決める。42-36大人科大がリードし最終ピリオドへ。
 
  第4ピリオド、大人科大は#10川原と#5村田の2連続3Pシュートで、残り5分、10点差をつける。このまま大人科大が逃げ切るかと思われたが、拓殖大#10趙に対し、ファウルがかさんでしまう。残り4分、大人科大#9岳がファウルアウトすると流れが変わる。拓殖大#11小川が1on1で攻めて、点差を詰める。しかし、反撃もここまで。拓殖大のゾーンディフェンスに対しても、#11玉井が3Pシュートを決め、#10川原が1歩もひくことなく攻め込み続け、62-51で大人科大が勝利した。
 
 

森 たかね (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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