ゲームレポート
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開催場所: 名古屋市千種スポーツセンター Aコート
試合区分: No.230 女子 5-8位決定戦
開催期日: 2007(H19)年11月24日(土) 主審: 渡邊 亮
開始時間: 12:40 副審: 田邊 真由美


早稲田大

( 関東4位 )

68

 
20 -1st- 16
10 -2nd- 11
20 -3rd- 16
18 -4th- 19
 

62


山形大

( 東北1位 )

関東地区4位の早稲田大と東北地区1位の山形大がぶつかった5-8位決定戦。早稲田大は#14柴田、山形大は#4関内を中心に攻める。早稲田大は強いボディーチェックで山形大の速いオフェンスを止める。山形大はアウトサイド中心のオフェンスを強いられるが、シュートの確率が良く、早稲田大が突き放しては追いつかれる、という展開が続く。しかし第4ピリオド、疲れが見え始めた山形大の隙をつき、早稲田大が怒涛の攻撃。10点以上差が開く。終盤の山形大の猛反撃もむなしく、早稲田大が苦戦しながらも勝利を収めた。
 
  第1ピリオド、早稲田大は当たりの強いディフェンスを展開。山形大に中で仕事をさせない。オフェンスでは#4鶴本の3Pシュート、#14柴田のジャンプシュートなどで着実に点数を重ねていく。対する山形大は#9佐藤が果敢にオフェンスリバウンドに飛び込むも、なかなかボールを奪うことができない。第1ピリオドは20-16の4点差で早稲田大リード。
 
  第2ピリオド、早稲田大はインサイドを中心に攻める。#7大西のフックシュートや#14柴田のセンタープレイなどで加点していき、10点以上差をつける。しかし、終盤になって、山形大#4関内が相手のミスなどから3連続で3Pシュートを沈め、残り1分で28-27の一点差に。たまらず早稲田大はタイムアウトをとる。ここで動いたのは山形大。ディフェンスをゾーンディフェンスに切り替える。30-27で早稲田大はなんとかリードを保ち、前半を折り返す。
 
  第3ピリオド、山形大はゾーンディフェンスを継続。早稲田大も徐々に対応し始め、#8杵鞭のドライブや3Pシュートなどで点数を重ねる。しかし、#8杵鞭が4つ目のファウルを取られてしまう。そこから山形大は#4関内、#15三浦の3連続3Pシュートで一気に差を詰める。早稲田大はここからプレッシャーを強める。危なげながら山形大の猛攻をなんとか食い止め、50-43で第3ピリオドを終える。
 
  第4ピリオド、早稲田大は連続3Pなどもあり、差を広げる。対する山形大はミスが続く。そして#9佐藤がイージーシュートを外し、そこから速攻を決められ、残り8分で58-45。ここで山形大はタイムアウトを取り、流れを変えようとする。山形大は#9佐藤のインサイドを中心に反撃していくが、早稲田大は#14柴田が中と外の両方でシュートを打ち分け、山形大の猛追を振り切る。最後に山形大#4関内が意地の3Pシュートを決めるが及ばず。68-62で早稲田大が辛くも勝利した。

前田 大樹 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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