ゲームレポート
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開催場所: 名古屋市千種スポーツセンター Aコート
試合区分: No.229 女子 5-8位決定戦
開催期日: 2007(H19)年11月24日(土) 主審: 鈴木 弘美
開始時間: 11:00 副審: 中江 洋美


愛知学泉大

( 東海1位 )

79

 
18 -1st- 18
17 -2nd- 15
20 -3rd- 10
24 -4th- 23
 

66


鹿屋体育大

( 九州1位 )

東海1位の愛知学泉大と九州1位の鹿屋体育大の戦い。どちらのチームも運動量が多く、ゲームは激しい展開を見せる。ゲームが動いたのは第3ピリオド出だし、学泉大が一気に突き放す。その後、シーソーゲームとなったが、学泉大が追いつかれるたびに盛り返し、79-66で学泉大が勝利した。
 
  第1ピリオド、学泉大は持ち前の運動量を活かした激しいオールコートプレスを見せる。鹿屋体育大は学泉大のトラップディフェンスにつかまり、24秒以内に上手くシュートまで持ってゆくことが出来ない。学泉大はディフェンスからリズムを掴もうとするがシュートが入らず、お互いに安定したゲーム展開が出来ず、18-18の同点で第1ピリオドを終える。
 
  第2ピリオド、学泉大は強引なシュートを打つがなかなか得点できない。残り3分、鹿屋体育大はゾーンディフェンスに切り替える。オフェンスでは鹿屋体育大は#5横山の小柄ながらインサイドでもゴールを狙ってくるパワフルなプレイ、#7小池の巧みな1on1などでゴールを狙う。一方、学泉大#6杉山も面取りからのターンシュートを多く打ち、得点を重ね始め、35-33、学泉リードで第2ピリオドを終える。
 
  第3ピリオド、出だし、学泉大は#8杉山のインサイドプレイ、#5野口、#9中尾のぺネトレイトなどで一気に10点差とする。一方鹿屋体育大は、学泉大のディフェンスにつかまり、シュートが打てない。しかし次第に鹿屋体育大が追いつき始め、残り2分30秒、学泉大#4本山が4つ目のファウル、たまらず学泉はタイムアウトをとる。最後に#9中尾の3Pシュートが決まり、55-43で学泉がリードを保ち最終ピリオドへ。
 
  第4ピリオド、点の入れあいとなるも、僅かに鹿屋体育大が差をつめ始める。特に#5横山が素早いぺネトレイトで学泉大のディフェンスをかき乱す。残り5分、7点差となったところで学泉大がタイムアウト、しかし#5横山の3Pが決まって一気に1点差。追いつくかと思われたが鹿屋体育大が突然リズムを崩し、さらに#4本山のミドル、スティールからの速攻で10点差、最後は#9中尾の3Pシュートがブザービーターで決まり、79-66で学泉大が勝利した。

中西 佑輝 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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