ゲームレポート
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開催場所: 名古屋市千種スポーツセンター Aコート
試合区分: No.228 女子 準々決勝
開催期日: 2007(H19)年11月23日(金) 主審: 栗山 春美
開始時間: 16:00 副審: 中江 洋美


筑波大

( 関東1位 )

82

 
18 -1st- 12
19 -2nd- 8
17 -3rd- 17
28 -4th- 20
 

57


早稲田大

( 関東4位 )

ベスト4を賭けた筑波大と早稲田大の一戦。序盤は両者一歩も譲らない均衡状態が続く。しかし、筑波大が持ち前の堅いディフェンスから流れを掴む。オフェンスでも#4鈴木、#8服部が要所でシュートを決めていき、早稲田大を寄せ付けない。途中、早稲田大が調子を取り戻すが続かず。筑波大がスピードあるオフェンスと堅い守りで、自分たちのスタイルを貫いて82-57で勝利し、準決勝へと駒を進めた。
 
  第1ピリオド、序盤は点の取り合いとなり、両者一歩も譲らないゲーム展開。しかし、中盤から筑波大のディフェンスが冴え渡り、早稲田大のシュートが決まらなくなる。ディフェンスから流れを引き寄せた筑波大。#4鈴木の連続得点も相まって一気に勢いに乗り、早稲田大との差を広げる。このまま、早稲田大を引き離すかと思われたが、筑波大のファウルが込み出す。早稲田大はフリースローをしっかり決めていき、差を詰める。18-12の筑波大リードで終了。
 
  第2ピリオド、早稲田大のゾーンディフェンスに対し、筑波大#4鈴木が一発、3Pシュートを沈めていい出だしを切る。その後も順調に得点を重ねていき、ディフェンスでもプレッシャーを与えて早稲田大を苦しめる。早稲田大は#5佃の巧みな1on1で対抗するが、全体的に苦しい体勢からのシュートが目立ち、得点が伸びない。筑波大はリバウンドをしっかりとものにし、速い切り替えから得点を量産していく。このピリオドで早稲田大を8得点に抑えるという好ディフェンスを見せ、筑波大が37-20とリードして前半終了。
 
  第3ピリオド、筑波大はゴール下へ絶妙なパスを繰り出し、#8服部を中心に得点していく。筑波大は一気に早稲田大を突き放す。しかし中盤、筑波大は積極的にシュートを狙っていくも決まらず、流れが滞る。その間に早稲田大が調子を取り戻し、連続得点で開いた点差を詰めていく。早稲田大#6松井が3Pシュートのブザービーターを決めるが、依然として点差は17点差のまま、54-37の筑波大リードで終了。
 
  第4ピリオド、筑波大は高さを生かして#8服部にボールを集め、インサイドで得点を重ねていく。対する早稲田大は中盤以降、3Pシュートが決まりだすが流れを引き寄せるまでには至らず。スタートメンバーをベンチに下げた筑波大は最後までスピードを緩めることなく、速い切り替えからオフェンスを展開していく。82-57として筑波大が勝利した。

江尻 志乃 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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