ゲームレポート
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開催場所: 名古屋市千種スポーツセンター Aコート
試合区分: No.227 女子 準々決勝
開催期日: 2007(H19)年11月23日(金) 主審: 山崎 仁士
開始時間: 14:20 副審: 水原 規恵


大阪人間科学大

( 関西3位 )

78

 
16 -1st- 19
18 -2nd- 10
21 -3rd- 17
23 -4th- 15
 

61


愛知学泉大

( 東海1位 )

関西地区3位の大人科大と東海地区1位の愛知学泉大が準々決勝で激突した。愛知学泉大は試合開始からオールコートで、大人科大はハーフコートで厳しいプレスをしかけ、ディフェンス勝負となる。大人科大は#7佐藤、#9岳のインサイド陣の立ち上がりが悪く、上手く攻められない。一方の愛知学泉大は#8杉山が積極的に攻め、序盤は愛知学泉大がリードを奪う。しかし、次第に調子の上がってきた#7佐藤、#9岳に次々と攻め込まれ、形勢逆転。そのまま愛知学泉大の猛攻を振り切り、大人科大が勝利。ベスト4に進出した。
 
  第1ピリオド、愛知学泉大はオールコートであたる。大人科大はそのプレッシャーに押され、最初はミスが出るも、徐々に対応していく。また、大人科大はハーフコートで激しいディフェンスを展開。互いにターンオーバーが目立つ。それでも愛知学泉大は#4本山が積極的に1on1を仕掛け、得点を重ねていく。一方の大人科大はセンター陣が不調。19-16、愛知学泉大リードで第1ピリオド終了。
 
  第2ピリオド、両チームとも変わらず激しいディフェンスを繰り広げ、なかなか得点が動かない。残り3分、24-24の動転の場面で愛知学泉大#9中尾のスティールからの速攻で勝ち越す。しかし、大人科大は#7佐藤がバスケットカウントを決め、逆転。その後シーソーゲームが続くが、終了間際、大人科大が激しいディフェンスから一気に攻め込み、34-29と5点差をつけて前半を折り返す。
 
  第3ピリオド、大人科大は#9岳のインサイドがようやく波に乗り始める。オフェンスリバウンドからのシュート、インサイドの当たりの強いディフェンスが愛知学泉大を苦しめる。愛知学泉大も#9中尾のキレのあるペネトレイトから攻撃を組み立て、必死に反撃。55-46、9点差で大人科大リード。
 
  第4ピリオド、愛知学泉大は更にプレスを強め、どんどん前から当たっていく。大人科大はそれを上手くしのぎ攻める。特に#7佐藤のゴール下での活躍が光り、差を広げていく。愛知学泉大も#4本山、#9中尾を中心に攻め、うまく大人科大のディフェンスを崩すが、ことごとくシュートが外れる。残り4分、大人科大#10川原が3Pシュートを決め、12点差。ここで愛知学泉大はタイムアウトを取り、最後の望みをかけるも、大人科大の厚いディフェンスに阻まれ、最終スコア78-61で愛知学泉大が敗北を喫した。

前田 大樹 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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