ゲームレポート
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開催場所: 名古屋市千種スポーツセンター Aコート
試合区分: No.225 女子 準々決勝
開催期日: 2007(H19)年11月23日(金) 主審: 鈴木 弘美
開始時間: 11:00 副審: 加藤 昌樹


大阪体育大

( 関西1位 )

81

 
20 -1st- 15
21 -2nd- 20
7 -3rd- 15
33 -4th- 23
 

73


山形大

( 東北1位 )

ベスト4を賭けた東北1位の山形大と関西1位の大体大の一戦。序盤は大体大ペースで試合が進む。#6三吉のインサイドプレイや#11渡部、#15竹本の高確率な3Pシュートが決まり、順調に得点を伸ばしていく。一方、山形大は前半こそ大体大の粘り強いディフェンスに苦しんだものの、後半に入ると#8坪谷、#15三浦の鋭いドライブで一気に逆転にまで成功する。だが必死の追い上げもそこまで。最後は81-73、大体大が4強入りを果たした。
 
  第1ピリオド、立ち上がり両チームとも個々の能力を活かした1on1から得点する。先に流れをつかんだのは大体大。#6三吉の力強いインサイドプレイ、#15竹本の巧みなステップインでリードを奪う。一方、山形大は大体大の粘り強いディフェンスを前に攻めあぐねてしまう。20-15、大体大5点リードで第1ピリオド終了。
 
  第2ピリオド出だし、お互い一歩も譲らない点の取り合いとなる。しかし、大体大の3Pシュートが決まりだすと、徐々に点差が広がっていく。対する山形大は一時14点差をつけられてしまうが、#8坪谷が果敢にゴールに攻め込み、食らいつく。41-35、大体大リードのまま前半を終える。
 
  第3ピリオド、山形大は#15三浦がアウトサイドからの1on1や3Pシュートを決め、逆転に成功する。また確実なボックスアウトからリバウンドを取り、相手にセカンドチャンスを与えない。一方の大体大はシュートがリングに嫌われ、得点を伸ばすことが出来ない。48-50、山形大が逆転し、最終ピリオドへ。
 
  第4ピリオド、開始早々、大体大#6三吉がオフェンスリバウンドからシュートをねじ込み、リズムを作る。山形大はすぐさまタイムアウトを取り、立て直す。そこからは一進一退の攻防が続く。試合が動かしたのは、途中出場の大体大#10渡部。残り1分30秒、山形大の気迫のディフェンスを振り切り、3Pシュートを沈める。山形大も最後まで粘りのディフェンスを見せるも逆転には至らず。81-73、大体大がベスト4進出を決めた。

牧 美由紀 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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