ゲームレポート
次にすすむ ボックススコア   レポート 戻る 次にすすむ
開催場所: 名古屋市千種スポーツセンター Bコート
試合区分: No.218 女子 2回戦
開催期日: 2007(H19)年11月22日(木) 主審: 渡邊 整
開始時間: 11:00 副審: 小島 慶子


大阪人間科学大

( 関西3位 )

78

 
15 -1st- 17
17 -2nd- 16
24 -3rd- 14
22 -4th- 19
 

66


日本女子体育大

( 関東3位 )

日女体大と大人科大の対戦。いい出だしを切った日女体大だったが、中盤、得点が停滞する時間帯が目立つ。対して、大人科大は日女体大の粘りのあるディフェンスの前に苦しむ場面も見られたが、終始安定したオフェンスを展開する。第4ピリオド終盤まで勝負が分からない接戦が繰り広げられたが、日女体大はファウルに苦しめられ逆転にまで至らず。大人科大がフリースローを確実に決めて逃げ切り、78-66で勝利した。
 
  第1ピリオド、日女体大は開始直後に#6結城が1on1からシュートを決めていい出だしを切ると、持ち前の粘りのあるディフェンスで大人科大を苦しめる。大人科大は高さを活かし、インサイドにボールを集めて自分たちのリズムを作り出す。すると、日女体大のファウルが込み始め、オフェンスのリズムも崩れ始める。大人科大は#9岳のフリースローで同点にすると、#11玉井も3Pシュートを沈めて逆転。日女体大も#11綱川の連続得点で再びリードを取り戻す。17-15の日女体大リードで終了。
 
  第2ピリオド、しばらく均衡した状態が続く。中盤、日女体大は#17飯野が得意のドライブで得点すると勢いに乗る。ディフェンスにも激しさが増し、大人科大は思うように攻めることができない。日女体大は#4水澤、#17飯野を中心に得点を重ねていく。しかし、大人科大は速攻を決めると調子を戻し始めて1点差にまで詰め寄る。33-32の日女体大リードで前半終了。
 
  第3ピリオド、出だし日女体大はファウルやミスが続き、流れが掴めないのに対し、大人科大は#11玉井、#10川原を中心に得点を重ねていく。ここで一本決めたい日女体大は#4水澤がインサイドで勝負を仕掛けてしっかりと決めてくる。日女体大はようやくリズムを掴むと、#4水澤を中心に追い上げていく。しかし、大人科大も要所でしっかりとシュートを決めてリードを守る。56-47の大人科大のリードで終了。
 
  第4ピリオド、始めから日女体大はディフェンスで大人科大にプレッシャーを与えて、大人科大のリズムを狂わせる。ディフェンスからの速いトランジションで得点していき、自分たちのバスケットを展開して一時1点差にまで詰め寄る日女体大。しかし、終盤、ファウルに苦しみ、なかなか逆転することができない。大人科大は、フリースローを確実に決めていく。最終的には大人科大が78-66と差を広げて勝利した。

江尻 志乃 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
プリントする