ゲームレポート
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開催場所: 名古屋市千種スポーツセンター Aコート
試合区分: No.215 女子 1回戦
開催期日: 2007(H19)年11月21日(水) 主審: 永山 忠利
開始時間: 16:00 副審: 古島 尚弥


拓殖大

( 関東2位 )

79

 
17 -1st- 16
17 -2nd- 15
18 -3rd- 17
27 -4th- 17
 

65


九州女子大

( 九州3位 )

拓殖大はビッグセンター#10趙をインサイドの核としてハーフコートバスケットを展開するに対し、九州女子大学は#3早田を中心としてトランジションの速いバスケットを展開する。プレイスタイルが対照的な両チームの試合であったが、第3ピリオドまで一進一退の攻防が続く。しかし、第4ピリオド残り6分、拓殖大が14得点を挙げる怒涛の攻撃を展開し、一気に九州女子大を突き放す。九州女子大は#20金子、#21川野の3Pシュートで反撃を試みるも、拓殖大は対格差を生かしてフリースローで得点していき、点差を縮まらせない。最終スコア79-65、自力で勝る拓殖大が接戦を征した。
 
  第1ピリオド、九州女子大は#3早田を中心として速攻を連発し、拓殖大のディフェンスをかき回す。対する拓殖大は、#10趙のポストアップ、#4林田のドライブなどで着実に得点していく。九州女子大は外角のシュートが確率よく決まり、拓殖大に喰らいついていく。17-16と拓殖大がわずかに一点のリードを保ち、第一ピリオド終了。
 
  第2ピリオド、出だし拓殖大の執拗なディフェンスを振り切り、九州女子大#21川野が3Pシュートを沈め、九州女子大が流れを掴む。対する拓殖大は#5安河内の得点などで反撃。残り4分、九州女子大の#3林田がスティールから速攻を展開し、#21川野が#3林田からのアシストパスを受け3Pシュートを沈める。このプレイで得点を26-31とし、九州女子大がこの試合初めてのリードを奪う。しかし拓殖大は冷静にハーフコートバスケットを展開し、#10趙がポストプレイで得点を重ね再び逆転。34-31、拓殖大3点リードで後半へ。
 
  第3ピリオド、九州女子大はディフェンスをゾーンディフェンスに切り替え、拓殖大のインサイドを押さえ込もうとするも、拓殖大は#4林田のドライブ、#11小川のポストプレイなどで得点していき、一時は九州女子大に10点差をつける。しかし、九州女子大は3Pシュートを次々と沈め点差を徐々に詰めていき、残り25秒で九州女子大#20金子の3Pシュートが決まり、52-48、九州女子大がその差を4点にまで縮め第3ピリオド終了。
 
  第4ピリオド、出だし拓殖大は#4林田のドライブイン、#10趙のポストプレイで次々と得点。残り6分で14得点をたたき出し、九州女子大を突き放す。その後も拓殖大は対格差を生かし、フリースローで加点していき、流れを九州女子大に渡さない。対する九州女子大は#3林田が孤軍奮闘。ドライブでディフェンスを崩しアシストパスを連発する。#20金子、#21川野が3Pシュートを沈めるも一度離れてしまった点差は最後まで縮まらず、最終スコア79−65、拓殖大が勝利を収めた。

赤川 恭平 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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