関東地区10位の東京学芸大と九州地区1位の鹿屋体育大の対戦。序盤、鹿屋体育大は#4吉田、#11出岐を中心に着々と得点を重ねていく。第2ピリオドに東京学芸大が流れに乗って追い上げるが、鹿屋体育大も簡単にはリードを譲らない。第3ピリオドで東京学芸大#4二宮がファウルアウトすると流れは完全に鹿屋体育大へ。一気に鹿屋体育大はリードを広げる。東京学芸大の追撃も及ばず、鹿屋体育大が86-71で勝利した。東京学芸大は終始ファウルに苦しめられるかたちとなった。
第1ピリオド、出だしから鹿屋体育大は安定したオフェンスを展開。#4吉田、#11出岐の切れのあるドライブや外角のシュートを中心に得点を重ねていく。その他の選手も、#4吉田のドライブからの合わせのシュートを確実に決めていく。対する東京学芸大は、中盤まで、なかなかいい流れをつかめていなかったが、#16矢後がテイクチャージを奪うと、ようやく自分たちのリズムを掴み始める。東京学芸大は#10陸田の力強いインサイドプレイを中心に得点を重ねていく。31-18の鹿屋体育大リードで終了。
第2ピリオド、東京学芸大はオフェンスリバウンドで粘り、しっかりと得点につなげていく。そこからいい流れに乗った東京学芸大はディフェンスでも頑張りをみせ、鹿屋体育大を苦しめていく。悪い流れを断ち切りたい鹿屋体育大はタイムアウトを要求すると、その後、#4吉田のバスケットカウントで再び自分たちのリズムを取り戻す。東京学芸大はファウルトラブルで#4二宮、#10陸田をベンチに下げると点数が伸びず、46-33の鹿屋体育大のリードで前半終了。
第3ピリオド、開始してすぐに東京学芸大#4二宮がファウルアウトしてしまう。しばらくはなんとか粘っていた東京学芸大だったが、中盤以降はシュートが決まらず苦しい時間帯が続く。対する鹿屋体育大は速いパス回しでディフェンスを翻弄し、#4吉田、#11出岐を中心に得点していく。一気に鹿屋体育大が74-46と東京学芸大を突き放して第3ピリオド終了。
第4ピリオド、鹿屋体育大は序盤でスタートのメンバーをベンチに下げる。東京学芸大はフルコートディフェンスで相手にプレッシャーを与えるが、鹿屋体育大は落ち着いてオフェンスを展開していく。中盤に入って東京学芸大の粘りのあるディフェンスが功を奏し、鹿屋体育大はいい形で攻めきることができない。。その隙を突いて、#16矢後、#10陸田を中心として得点していく。終盤、東京学芸大#5古泉もファウルアウト。必死に追い上げていく東京学芸大だったが、最後までファウルに苦しめられる。鹿屋体育大が86-71と逃げ切って勝利を収めた。
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