関東地区第1位の筑波大と北信越第1位の新潟医療福祉大との戦いは出だしこそ両者ばたばたしたものの、その後は終始筑波大が主導権を握った。筑波大はオールコートマンツーでプレッシャーをかけスティールを連発し前半から大量リードを奪う。対する新潟医療福祉大はゾーンをしくなど、対策を練ってきていたが、体の当たりの強さやプレッシャーの強さから早い段階で疲労が見え始め、持ち味の走るバスケットが展開できない。筑波大が全員出場の余裕を見せ、108−49で勝利した。
第1ピリオド筑波大は出だしシュートが決まらず、慌ただしいスタートとなる。オールコートで激しくプレッシャーをかけてスティールを連発し、得点を積むも自分たちのペースをつかむことができない。対する新潟医療福祉大は早い展開からシュートを放ち、少ないながらも順調に得点を積む。残り2分からゾーンをしき、相手を苦しめることにも成功する。29−13、筑波大がリードを奪うも本調子でないまま第1ピリオド終了。
第2ピリオド、筑波大はディフェンスから自分たちのリズムをつかみ、序盤から大量リードを奪う。相手のゾーンに対しても高さを生かした攻撃で切り崩す。対する新潟医療福祉大は苦しみながらもチャンスを生かしてなんとか得点を積んでいく。58−26筑波大リードで前半を折り返す。
第3ピリオド、筑波大の激しいディフェンスは衰えず、新潟医療福祉大はフロントコートまで運ぶことも苦しくなる。疲れも見え始め、ミスも目立ち始める。対する筑波大は選手を次々交代しさせ、勢いを絶やさない。80−37、筑波大リードで第3ピリオド終了。
第4ピリオド、両チームとも選手を代えてくる。新潟医療福祉大はスピードを生かしたドライブで最後のねばりをみせるが、得点力の劣らない筑波大はそれをかわし、さらに突き放す。108−49と筑波大が初戦を危なげなく勝利した。
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